新しいボール

PTA連合会南部支会より、ドッジボール用のボールを寄贈していただきました。子どもたちに人気のあるドッヂボール用のボールです。贈呈の際には代表児童がキャッチボールのデモンストレーションを行い、早速楽しく使わせていただきました。富草小学校は日頃から児童同士の仲が良い学校ですが、今回いただいたボールを通して、さらに全校のみんなが笑顔で交流し、友情を深めていければと思います。ありがとうございました。

赤そばの草取り

 7月初旬に種をまいた赤そばの畑を訪れると、薄ピンク色の花がきれいに咲いていました。久しぶりの畑に足を運んだ子どもたちからは、「あ~大きくなってる!」と嬉しそうな声があがり、成長を共に喜ぶ時間となりました。そばの花と共に雑草も育っており、とりわけ注意が必要なのは、オレンジ色の花を咲かせるアサガオの一種です。そばの実と種の形がよく似ているため、収穫時に混ざってしまわないように、今のうちに丁寧に取り除く作業を行いました。今年は昨年よりも多くの花が咲き、豊かな実りが期待できそうです。収穫の日を心待ちにしながら、自然と向き合う時間の大切さを改めて感じました。

三紀層大根の種まき

ミネラル豊か粘土質の土は、雨上がりのほどよい湿り気を含み、まさに種まきに最適の状態。強い日差しの中にも真夏の厳しさは薄れ、日陰に入るとひんやりとした空気が心地よく、秋の気配を感じる中、三紀層大根の種まきを行いました。地域ボランティアの林さんをはじめ、みなさんにご指導いただきながら、大きくなれとお願いを込めて丁寧に種をまきました。作業の締めくくりには、林さんの奏でるハーモニカに合わせて、みんなで校歌を歌い、笑顔と共に畑を後にしました。小さな種が土の中で芽吹き、太くて大きな大根へと育っていくことを楽しみに、次回の間引きや草取りもがんばりたいと思います。土と人と音楽がひとつに溶け合った、爽やかな種まきとなりました。

PTA作業とスポーツ交流会

早朝より保護者の皆さまにお集まりいただき、年に一度のPTA作業を行いました。全家庭にご協力いただき、運動会に向けての準備や子どもたちでは手の届かない場所の清掃など、学校をより良くするための作業を進めてくださいました。側溝の泥出しや高所の窓ふき、外柱のペンキ塗りなども手際よく取り組んでいただき、校庭ではコースロープ張りやテント設営など運動会準備も万全となりました。限られた時間の中で次々と作業を進めていただき、職員だけでは到底できない部分を支えていただいたことに心より感謝申し上げます。その後のスポーツ交流会では、職員・保護者混合チームでのフラバールバレーを楽しみ、笑い声あふれる和やかな時間となりました。作業と交流を通して、富草の温かい絆を改めて感じられる一日となりました。

墨汁の薫り

5年生の教室に入ると、まず感じたのは墨汁の心地よい香りでした。今日の題字は「成長」。子どもたちは、お手本をじっくりと見ながらなぞり書きをしたり、何度も書き直したりしながら、自分が納得できる文字を求めて練習に励んでいました。教室には、題字と真剣に向き合う静かな空気が流れています。集中して筆を運ぶ姿は、まさに「成長」という言葉にふさわしい様子でした。

3年生のオンライン交流会

3年生が近隣の小学校とオンライン交流を行いました。小規模校だからこそ、たくさんの人と出会い、いろいろな友だちの良さにふれることができる貴重な機会です。初めての今回は、各校から一人ずつ自己紹介と学校紹介をしました。富草の子どもたちは「学校のお気に入りの場所」をテーマに、好きな理由をそえて発表。校庭につながる坂道、静かに本の読める図書館、みんなと会える3年生教室、冷たくて気持ちのいいプールなど、それぞれが大切にしている場所を紹介しました。画面越しに見る知らない学校の様子や初めて出会う子どもたちに、驚きや新しい発見があったようです。「今度は実際に会ってみたい!」という期待もふくらみ、これからの自分に活かせる学びの時間となりました。

引き渡し訓練

地震発生を想定した避難訓練を行いました。放送の合図とともに、子ども達は帰りの荷物を持ち、ヘルメットを着用して素早く校庭へ避難しました。移動から整列、待機の間も落ち着いた姿勢で臨み、訓練に向かう真剣さが感じられました。また、訓練用の緊急メールを受け取ったお家の方々には、計画された経路で来校いただき、落ち着いた引き渡しが行うことができました。今回は保育園とも同じ時間に訓練を実施し、富草地区で防災意識を高める機会となったと思います。近い将来起こり得る大地震に備え、こうした基本的な動きを積み重ねて確認していくことが大切だと感じます。ご協力いただいたご家族の皆様、ありがとうございました。

わくわくクラブ⑤

夏休みが明け、二学期最初のクラブ活動が行われました。曇り空で暑さが和らいで比較的取り組みやすい天候の中、子ども達は意欲的に活動していました。防災ミッションクラブでは、ヒントから防災グッズを当てるゲームや、離れた教室からトランシーバーで災害の状況を伝える活動に挑戦し、楽しみながら防災の知識を深めていました。ペタンククラブでは、コントロールが上達した子ども達が作戦を相談しながら投球する姿が見られ、ゲームを通しての成長を感じました。今回で5回目の活動。残り3回も充実した時間になることが期待されます。

アルミ缶回収

児童会の代表委員会が中心となり、毎週アルミ缶回収に取り組んでいます。集めた資源は新しいボールなどの購入に役立てられ、子どもたちの楽しい学校生活につながっています。今年の目標は200kg。これまでに80kgほど集まり、今日も大きな袋が体ほどの大きさになました。この夏は暑さもあり、ご家庭で飲み物を楽しむ機会が多かったのかもしれません。皆さんのご協力のおかげで、子どもたちは「もっと集めたい!」という気持ちを高まっています。コツコツと続け、目標達成を目指してがんばります。

運動会に向けて

4・5・6年生が運動会に向けた組体操の作戦会議を始めました。今年は、私たちの大好きな阿南町を題材に表現することに決め、町の未来を考えながら組体操を創り上げていきます。グループごとにどんな技がふさわしいかを話し合い、これまで経験した技やインターネットにある他の学校の実践を参考にしながら、「豊かな自然」や「力強く生きる人々」などをどう表現できるか考えました。一人ひとりの意見を大切にしながら、自分たちらしい組体操をつくりあげ、見てくださる方々にふるさとへの思いが伝わるように、これから練習を頑張っていきたいと思います。