二学期より英語を教えてくださっていたALTのマガラ・モセス先生が、今日で最後の日を迎えました。お別れを知り、悲しさから涙を流す子どもたちの姿も見られ、モセス先生が子どもたちにとって大切な存在であったことが伝わってきました。
昼の放送では、モセス先生から、みんなとの出会いや一緒に英語の学習ができたことへの感謝の気持ちを、つたない日本語ながらも一生懸命に伝えてくださいました。その言葉に、子どもたちは静かに耳を傾けていました。休み時間には、子どもたちと一緒にサッカーを楽しみ、いつも笑顔で声をかけてくださったモセス先生。そんな先生との関わりを通して、「英語が楽しい」「英語が好きになった」と感じるようになった子どもたちもいました。これまで教えていただいたこと、出会えたことへの感謝の気持ちを大切にしながら、これからも英語の学習を楽しんでがんばっていきたいと思います。
2学期終業式
校長先生とともに、82日間の2学期を振り返る中で、子どもたち一人一人がさまざまなことに挑戦し、大きく力を伸ばした学期であったことを改めて感じました。
来入児との交流の中で、やさしさいっぱいの姿を見せてくれた一年生、
そんな一年生との飯田市遠足で、お手本となろうとする意識が光った二年生、
校外での多くの学習を通して、本物に触れながら学びを深めた三年生、
防災学習や赤そば体験などを通して、仲間と共に近くで考え合った四年生、
手塩にかけて育てた稲から100キロのお米を収穫し、その喜びと達成感を味わえた五年生、
仲間と作り上げてきた太鼓を多くの人の前で堂々と披露して自信を大きく深めた六年生と、
これ以外にも様々な活動を通してそれぞれの学年が輝きを放った2学期となりました。
さまざまな行事を、六年生を中心としたよい仲間として学校全体で取り組み、よく遊び、よく学び、充実した学校生活を送ることができました。子どもたち一人一人の確かな成長を感じた2学期でした。明日から冬休みが始まります。事故やけがに気をつけて過ごし、たくさんお手伝いをして、新しい気持ちでお正月を迎えてほしいと思います。3学期、元気な笑顔で会えることを楽しみにしています。
三紀層大根感謝の会
三紀層大根作りで大変お世話になった地域ボランティアの林さんをお迎えし、1・2年生が感謝の会を行いました。林さんご夫婦に楽しんでいただけるよう、子どもたちは心を込めて準備を進めてきました。 手作りの福笑いを一緒に楽しんだり、これまで練習してきたけん玉の発表を披露したりしました。林さんご夫婦のあたたかな笑顔と、それに応える子どもたちの生き生きとした表情が教室いっぱいに広がっていました。最後には、全校児童からの感謝の気持ちをつづったお手紙をまとめたメッセージ集をお渡しし、みんなで記念撮影をしました。感謝の気持ちがあふれ、笑顔が広がる心温まる時間となりました。林さんをはじめ、三紀層大根の生産者の皆様には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
体育集会~寒い冬でも体を動かして楽しもう~
寒い冬は、ついストーブの周りなど温かい場所から離れにくくなりますが、やはり一番体が温まるのは元気に体を動かすことですね。冬の寒さに負けず、体育集会で思いきり体を動かし、心も体もぽかぽかになりました。テンポのよい曲に合わせた準備体操「やってみよう体操」からスタート。体をひねったり、キックの動きを取り入れたりと、リズミカルに大きく体を動かすうちに、終わる頃には軽く息が弾む様子が見られました。子どもたちからは「温かくなってきた」という声も聞かれ、体操の効果を実感しているようでした。今日は仲良し班ごとに「龍のひげ」と名付けたグループしっぽとりを行いました。列になってつながり、最後の人についた布を取られないように逃げます。みんなで声を掛け合いながら楽しみ、つながる楽しさを感じながら心と体があたたまる時間となりました。
職員研修で性の多様性と人権について考える
ダイナミックな図工の作品
一年生が図工の時間に、段ボールハウスづくりに挑戦しました。電気店からいただいた大きな冷蔵庫用の段ボールを3つ並べると、子どもたちの背よりもずっと高く、教室いっぱいに広がるダイナミックな制作活動となりました。子どもたちは声をかけ合いながら、ドアや窓を作ったり、お店のカウンターを考えたりと、それぞれのアイデアを出し合って活動しました。一人ひとりの工夫が少しずつ組み合わさり、みんなで一つの大きな作品を作り上げていく様子がとても楽しそうでした。完成した段ボールハウスは、見応えのある立派な作品となり、作り上げた子どもたちは大満足。大きな素材を使い、友だちと協力しながら表現する楽しさを存分に味わうことができた、充実した図工の時間となりました。
3年生の学校間交流
近隣の小学校との学校間交流に取り組んだ3年生。
当初は本校に集合して対面で交流する予定でしたが、最近の感染症状況を考慮し、オンラインでの実施となりました。子どもたちは、対面で行う予定だった活動に少しでも近づけられるようにと考え、ブレイクアウトルームを使ったグループ交流やゲーム、校内を移動しながらの学校紹介など、オンラインならではの工夫を凝らしました。ニュース番組の生中継のような学校紹介には、相手校の子どもたちも興味津々だったと思います。事前のリハーサルのおかげで当日はスムーズに進行し、画面越しの活動やオンラインの難しい機能にも挑戦しながら、子どもたちは主体的に交流を楽しむことができました。終了後には笑顔と達成感があふれ、心に残る充実した時間となりました。
なかよし月間を振り返って
なかよし月間のまとめとして全校道徳を行い、これまでの活動を全校で振り返りました。子ども達の振り返りカードには、「自分の好きなことを知ってもらえてうれしかった」「話したときみんながリアクションしてくれてうれしかった」「考えが違っておもしろかった」などの感想が見られ、月間を通して“聞いてもらえる嬉しさ”や“相手を理解する楽しさ”を感じていたことが伝わってきました。
まとめの集会では、「もっと聴くアンテナを伸ばそう」という思いから、前回に引き続きサイコロトークを行いました。今回は前より少し難しいお題もあり、話し出せずに戸惑う子もいましたが、周りの友達が「何でもいいんだよ」と優しく声をかけたり、そっと見守ったりする姿が多く見られ、温かな時間が流れました。
「安心して話していいんだよ」と思える聞き方を育て、自分を伝え、相手を受け入れる力を育むという今年度のねらいが、しっかりと形になった月間だったと感じています。これからも、思いやりの心が広がる学校づくりを進めていきます。
校内作品展
全校集会で聴くアンテナを伸ばす
全校集会で「やさしくなるためにできること」の一つとして聞くことへのアンテナを高くする活動に取り組みました。はじめに行ったのは「仲間集め」の活動で、好きなお味噌汁の具や目玉焼きにかけるものといった身近な質問に答えながら、自分と同じ考えをもつ友だちを探しました。子どもたちは、大きな声で思いを伝えたり、友だちの声に注意深く耳を傾けたり、「こっちだよ」と呼び合ったりしながら、自分の仲間を見つけていきました。その姿からは、相手を知ろうとする前向きな気持ちと、周りの声を受け止めようとする姿勢がしっかり感じられました。
続いて行った「サイコロトーク」では、サイコロから出るお題にワクワクしながら、発表する友だちにそっと注目し、話が終わると気持ちの良いリアクションを返すなど、会場全体があたたかい空気に包まれました。まるで休み時間に仲良く語り合っているような雰囲気で、短い時間の中でももっと話したいという気持ちが溢れているようでした。今日の活動を通して高くなった「聴くアンテナ」が、この先の日常でも友だちの心の声に気づく力として伸び続けてほしいと願っています。
































