今日から、なかよし月間が始まりました。そこで、全校道徳で人権や自分らしさについて考えました。「自分らしい」とは、どういうことだと思いますか?いざ考えてみると意外と難しいものです。「こうありたい!こうなりたい!」と思う理想の姿も自分らしさの一つかもしれません。そこで、各クラスで“なりたい自分”や“クラスのありたい姿”を話し合いました。3週間の月間で理想の自分やクラスに近づけるよう、みんなで取り組んでいきたいと思います。
仲良し月間に向けて児童集会がありました
来週からはじまる仲良し月間に向けて、代表委員会による集会がありました。
仲良し月間のねらいは、①相手を思いやる②友達と仲良く話すです。月間中は、代表委員が仲良しに関する本の読み聞かせをしてくれます。また、児童会長より、友達にしてもらって嬉しかったことをカードに書いてポストに入れる「笑顔の銀行」の企画が発表されました。これは、「全校のみんなが笑顔になり、毎日を楽しく過ごし、学校での不安がないようにしたい。みんなに相手が嬉しくなるようなことをしてほしい。その相手も、されて嬉しかったことをいっぱい見つけてほしい。」という願いが込められています。普段から学年問わず仲の良い富草の子ども達ですが、月間を通して、今まで以上に相手を大切にして過ごしていきたいですね。
本物から学ぶ社会見学
3年生の子ども達が楽しみしていた社会見学へ行ってきました。五冷飯田冷蔵、スーパーのバロー、そして飯田消防署と、学びがぎゅっと詰まった充実のコースでした。どの見学先でも、子ども達は「本物から学ぶ」ことの大切さと面白さを体感することができたと思います。
五冷飯田冷蔵では、特別に冷凍室に入れていただき、マイナス25度の世界に驚きながらも、食品を安全に保つ工夫をしっかり学んでいました。バローでは、鮮魚スタッフの方が目の前で魚をさばいてくださり、普段は見られない迫力の“プロの技”に目を輝かせていました。また、子ども達は手持ちの700円を使って家族に頼まれたお使い品と自分や家族へのお土産を購入。一つひとつ値段を確かめながら、どの商品がより良いのかを考え、実際に買い物をする学習に取り組みました。「あといくら残ってる?」「どっちのほうが安いかな?」と、真剣に考えて計算しながらお金の価値を感じる買い物ができました。
今回の社会見学は、単なる「見る」だけの学習ではなく、触れて・考えて・体験することで理解が深まる、まさに“本物の学び”となりました。子ども達にとって、学習意欲がさらに高まる貴重な一日だったと思います。
嘔吐物処理について職員研修を行いました
赤そばの粉ひき体験
今年最後のクラブ活動
今年度のクラブ活動もいよいよ最終回を迎えました。全8回の活動は、富草サポート隊の皆さまの温かいご支援のもと、子どもたちが主体的に学び、挑戦し、成長する大変充実した時間となりました。
校庭でシングルス戦による個人戦を行っていたのはペタンククラブ。これまで互いに磨いてきた技がぶつかり合いました。集中した表情で球を投じる姿には、積み重ねてきた練習の成果と真剣さがありました。
料理手芸クラブは「朝ごはん」をテーマに、スクランブルエッグとカリカリベーコンの華やかなワンプレートの調理でした。出来上がった料理を前に「どれから食べようかな…」と嬉しそうに迷う子どもたち。自分の手でおいしい朝食を作れた達成感が笑顔から感じ取れました。
防災ミッションクラブは、紙スリッパづくり、手作りカイロづくりなど、身近な材料で防災グッズを作る活動を実施。これまで紹介されてきたさまざまな防災アイテムにも興味津々で、楽しみながら「もしものときに備える力」を身につけることができました。
地域探検クラブは、富草地区のささき木の子園へ出かけて、工場見学をさせていただきました。きのこのにおいを感じながら詳しくお話をお聞きし、キノコ料理の試食やお土産までいただき、嬉しい見学となりました。
ふっとふっと空手クラブは、最後のまとめとして空手演武の発表が行われました。「えいさー!」という気合のこもった声と共に披露された板割りは、見ている側にも迫力とたくましさを感じさせるものでした。
どのクラブでも、子どもたちは活動内容を越えて、生きる力につながる多くの学びを得ることができました。それを支えてくださった講師の皆さま、本当にありがとうございました。
大きな三紀層大根
今年も立派に育った大根を収穫することができました。初めて三紀層大根を収穫する1年生は、その大きさに思わず目を丸くし、「ぬけた〜!」「見て見て、こんなに大きいよ!」と喜びの声を上げながら、大根を高く掲げていました。抜けた瞬間の手応えや達成感をしっかりと味わう姿がとても輝い見えました。富草の三紀層大根は、特別な品種ではありませんが、ミネラル豊富な地層で育つため甘みがあり、毎年子ども達も楽しみにしている大根です。この地で大切に栽培し、守りつないでくださっている林さんをはじめ、生産者の皆さんと一緒に、今年の豊作を喜び合うことができました。収穫を終えた畑にそっと向き直り、最後は感謝の気持ちを込めて校歌を斉唱しました。澄んだ空気の中、ハーモニカ伴奏に合わせた子ども達の歌声が、晴れ渡る畑に気持ちよく広がっていきました。大根は、11月29日の土曜参観日の折に2年生が販売する予定です。ぜひご利用ください。
読書旬間について
赤く色づく大もみじの下で
昇降口前の大もみじが見事に色づき、赤色のグラデーションに目を奪われます。そんな美しい大もみじの下を、多くの中学生が力強く駆け抜けていきました。毎年恒例の中学校マラソン大会の10kmコースが本校の昇降口前を折り返し地点として行われました。子どもたちは卒業生の走る姿を見られるのをとても楽しみにしていました。今年は、「誰が一番に来るのかな?」と期待に胸をふくらませながら、事前に昇降口前で応援の準備をして待っていました。やがて中学生たちが折り返し地点に姿を見せると、「誰か来たー、〇〇君だ!」「ガンバレー!」と元気な声援が響き渡りました。明るい声に励まされながら走る中学生の姿に、子どもたちも自然と笑顔になり、温かい雰囲気が広がっていきました。
秋さわやかにマラソン大会
秋の澄んだ青空の下、富草小学校のマラソン大会が行われました。沿道には、保護者の皆様や地域の方々がたくさん集まり、子どもたちに温かい声援を送ってくださいました。その応援を力に変え、子どもたちは練習のとき以上の走りを見せられたと思います。富草小学校のマラソンコースは、長い年月にわたり受け継がれてきた伝統あるコースです。マラソン練習期間中の昇降口には歴代の記録が掲示されており、子どもたちはその記録を目標に、全力でゴールを目指して走りました。最も古い記録は昭和62年のもので、子どもたちはまるで時を超えた多くのライバルたちと競い合っているようでした。走り終えた子どもたちの表情には、「やりきった!」という達成感と、苦しさを乗り越えた爽やかな笑顔があふれていました。その笑顔は、今日の晴れ渡る空のように清々しく輝いていました。

































