赤そば脱穀

秋晴れの昼下がり、干しておいた赤そばの穂をたたき、実を落とす作業から始めました。一束毎に木の棒でたたきますが、実が小さいのできれいに落とすまでに時間がかかりました。ブルーシートの上に落とした実を集め、唐箕(とうみ)という道具に入れてそばの実だけを取り出しました。穂から落ちた茎や葉と実は、風の力によって分別されるのですが、唐箕から実が出てくると何だか不思議な感じに思えました。現代の電気による機械ではなく、昔の人たちの知恵によって作り出された道具にすごさを感じる体験でした。