田原市交流に向けて

来年度も、町内の小学校4校が合同で田原市交流旅行を行います。それに先立ち、他校の友達と交流を深めるため、顔合わせを実施しました。初めは緊張した様子の子どもたちでしたが、自己紹介や歌、ゲームを通して次第に打ち解けていきました。特に「風船バレー」では、名前を呼ばれた人が打ち返すルールのもと、笑顔と歓声があふれ、大いに盛り上がりました。楽しみは与えられるものではなく、自分たちで創り出すものだと実感できた貴重な時間でした。次回は4月、新年度の顔合わせとなります。互いに協力し合い、全員が楽しい思い出を作れる田原市交流にしていきたいと思います。

令和6年度 PTA総会

今年度のPTA総会が行われ、多くの保護者の皆様にご参加いただきました。総会では、今年度の活動報告や会計報告、来年度の活動計画について発表がありました。役員の皆様からの活動報告を通して、子ども達のために取り組んでいただいた一年間を振り返ることができました。 また、新役員の皆様も承認され、来年度に向けた新たな一歩が踏み出されました。一年間PTA活動にご尽力いただいた役員の皆様、PTA会員の保護者の皆様、本当にありがとうございました。今後も学校と家庭が連携しながら、子ども達の健やかな成長を支えていきたいと思います。

 

最後の参観日

今年度最後の参観日では、子ども達がこれまでの学習の成果を発表し、お家の方に成長した姿を見てもらえたと思います。2年生の生活科では、「大きくなったぼく・わたし」の学習の一環として、自分の成長を振り返り、お家の方へ感謝の気持ちを込めた手紙を読みました。手紙を受け取った保護者の皆様は、小さかった頃のわが子の姿を思い出しながら、今の成長した姿に目を細め、時には涙ぐむ様子も見られました。また、学習のまとめを作文やクイズ形式等で発表するクラスもあり、子ども達の生き生きとした姿に会場は笑いと温かい拍手に包まれました。緊張しながらも精一杯頑張る姿に、お家の方々からも笑顔がこぼれていました。子ども達にとっても、成長を実感し、自信につながる良い時間となりました。

新しい委員会での当番活動スタート

来年度の児童会役員が決まり、5年生が初めて司会を務める「準備児童会」が開かれました。この会では、新しい委員たちが当番活動の流れを覚え、しっかりと取り組むための準備をします。準備児童会を終えた翌日、さっそく新しい委員になった子どもたちは、朝から張り切って当番活動に取り組んでいました。

特に、初めて委員会活動を担当する2年生は、「どうやってやるの?」とお兄さんお姉さんに熱心に尋ね、少しでも上手にできるようになろうと真剣な表情で話を聞いていました。6年生は「こうするといいよ」と優しく教え、2年生はなるほど!とうなずきながら、丁寧に仕事を覚えていきました。初めての当番活動に挑戦する2年生と、それを温かく支える6年生の姿が、学校全体のつながりを感じさせる素敵な光景でした。

 

3年生の社会見学

3年生は社会科の学習で「町の安全を守る人たち」について学び、阿南消防署を見学しました。子ども達は、火事や災害に備えてさまざまな種類の消防車があることに驚いていました。さらに、消防士の皆さんがロープ渡りの訓練を見せてくださり、どんな状況でも助けに行くという使命感を感じ、頼もしく思ったようです。

また、キノコ園でも見学させていただき、しめじの栽培方法を学び、収穫や袋詰めを体験しました。しめじを使ったミニピザの試食では、「おいしい!」と大喜びでした。今回の見学を通して、地域の方々の働きを学び、多くの発見があった一日となりました。

春の近づきを感じる朝

2月も中旬を過ぎ、寒さの中にも少しずつ春の気配が感じられるようになってきました。今朝の登校時、東の空から昇る朝日が、うっすらと広がる雲海を照らし、とても幻想的な光景が広がっていました。三寒四温のこの時期、寒い日と暖かい日を繰り返しながら、季節は春へと向かっています。子どもたちも、元気にあいさつしながら登校していました。春の訪れが楽しみになる朝のひとときでした。

 

KODAK Digital Still Camera

ドッヂビーがつながる楽しさを味わう

3,4年生の体育では、ドッヂビー(ディスク)をパスしてつなぎ得点を競うゲームに挑戦しています。攻撃は6人、守りは2人で、2分間パスをつなげながら得点を目指します。最初は投げるのもキャッチするのも難しく、ディスクを落としてばかり…。なかなかつながらず、思うようにプレーできませんでした。しかし、何度もやっているうちに、守りがついていない人を見つけてパスを出す工夫ができるようになり、少しずつ成功する場面が増えてきました。そして、ついに待望のゴール!「やった!」と喜びの歓声が上がり、みんなの笑顔があふれました。運動の楽しさを見つけた子どもたちは、昼休みにも集まってプレーを続けるほど夢中に。クラスの人数は少ないですが、人数やコートの広さ、場を工夫して富草小ならではの良さが見える体育を行っています。

受け継がれていく富草太鼓

先日、児童会活動の引き継ぎが行われ、6年生から5年生へとバトンが渡されました。富草太鼓もまた、5年生へと受け継がれていきます。6年生は、バチの持ち方、たたき方、基本のリズムを丁寧に教えながら、これまでの演奏経験で培った自信に満ちた姿を見せていました。約10分間にわたる演奏を伝えることも、それを受け継ぐことも決して簡単ではありませんが、5年生たちは真剣な表情で学んでいました。こうして、富草小の伝統は先輩から後輩へと確実に受け継がれていきます。

体験を通して学ぶ

5年生が「溶かした物質は水に均一に広がるのか、それともむらができるのか?」という疑問をもち、理科の実験に取り組みました。身近な例から予想を立てる中で、「味噌汁は上が透明で下が濃くなるから、むらができるのでは?」、「ミルメークの粉は牛乳全体に広がって均一な色になるから、まんべんなく溶けるのでは?」と、それぞれ考えました。実験では、色のついた砂糖を水に溶かし、どのように広がるかを観察しました。その結果、水溶液は全体が均一に茶色くなり、むらなく溶けることが確認できました。自分たちで予想し、実験を通して確かめることで、学びがより深まりました。体験を通して学んだことは、深く心に残ります。

児童総会

児童総会では、子どもたちが堂々と発表する姿が見られました。最初は発表が苦手だった子も一生懸命練習を重ね、原稿を見ずに前を向いて話せるようになりました。「しっかり伝えよう」という意識が広がり、一人ひとりが自信を持って発表する姿がとても印象的でした。6年生を支えてきてくれた他の学年の子どもたちも、意見をしっかり聞いたり、協力したりする姿があって学校全体で児童会活動を作り上げてきたことを感じました。特に5年生は、これまで活躍する6年生の姿を間近で見て、自分たちが次の最高学年として学校を引っ張っていくという自覚が高まっています。これからの学校を支えていく5年生の活躍が、ますます期待される総会となりました。