今学期も、子どもたちはもちろん、職員も地域の皆様に支えられ、学校全体が支援を受けながら過ごすことができました。富草の子ども達は、地域のあたたかな家庭に見守られ、健やかに育っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
例年に比べて暑い日が多く、熱中症の危険も高まっています。外出の際はこまめな水分補給や休憩を心がけ、無理のないようお過ごしください。夏休み後半も、健康で安全に、そして楽しく過ごしていただければと思います。
なお、次回のホームページ更新は8月22日を予定しております。
~化石の里の子どもたち~
75日間の学校生活を振り返り、校長先生から各学年の成長やがんばりについてお話がありました。1年生は学校に慣れ、ひらがなや短文が書けるようになり、アサガオの世話にも思いを込めて取り組みました。2年生は1学期だけで74字もの漢字を覚え、1年生を支える姿も立派でした。3年生は習字や絵の具、地域探検など「初めて」に挑戦し、モンシロチョウの観察にも熱心に取り組みました。4年生は高学年の仲間入りとしてプール掃除や交通少年団などに意欲的に参加。最近では25m泳への挑戦をがんばっていました。5年生は米作りや田原市交流での体験を通して仲間と協力する大切さを学ぶことができました。6年生は富草祭を中心に学校全体を引っ張る存在として活躍してくれました。
明日からは夏休みです。普段なかなかできないことに挑戦したり、自然や社会の中でさまざまな体験をしたりして、心に残る充実した夏休みにしてほしいと思います。
夏休みを迎えるにあたり、「夏休みの決まりとすごし方」や、安全に過ごすために大切なことについて、学級や全校で確認しました。すでに全国では水の事故が多く発生しています。ご家庭でも折に触れて、次の3点について声かけをお願いします。
①交通事故や川・水の事故に気をつける
②熱中症予防を心がける
③火遊びをしない
2学期、また元気に登校する子どもたちに会えるのを楽しみにしています。
7月2日の畑おこしから3週間、赤そばの種蒔きを行いました。昨年度収穫した赤そばの実を紙コップに入れ、子どもたちはそれぞれ任された畝に丁寧に蒔きました。種がしっかり根付くよう、土の表面を優しく搔き、足で踏み固める作業にも一生懸命取り組みました。短い時間でも強い日差しの中で、汗を流しながらの作業となりましたが、作業後にいただいたきゅうり漬けや冷凍ミカンの冷たさと美味しさが、子どもたちの笑顔をさらに引き出してくれました。次回は芽を出したそばの様子を観察しながらの草取り。赤そばの成長と共に、子どもたちの学びも深まっていくといいなぁと思います。今年もまた、地域の方に支えていただきながら赤そばの活動を進めることができ、本当に感謝です。
なかよし班のお店が並び、朝からわくわくした雰囲気が広がっていました。「どんなお店かな?」と互いに楽しみにしていた気持ちが、子どもたちの表情にありました。いざスタートすると、お店屋さんもお客さんも生き生きと活動し、笑顔があふれていました。理科室の丸形水槽を使った「ペットボトルキャップすくい」では、水に浮かぶキャップを手作りのすくい網で慎重にすくい上げ、うまく2個取りに成功する子もいて大盛り上がり。お花屋さんやアイスクリーム屋さん、ブレスレット屋さんなど、どれも工夫が光る手作りのお店ばかりで、お客さんはお気に入りを見つけて大切そうに受け取っていました。ステージ前では、アイス屋さんを終えた子どもたちが「じゃあ、アイスでも食べて待ってようか」と楽しそうに話す姿に、思わずほっこり。子どもたちの優しさや思いやり、高学年の温かいリードが自然とあらわれ、会場全体に笑顔が広がる時間となりました。
さらに後半の部を放課後の時間に行うと、前半の楽しさを経験した子どもたちは期待をふくらませて集合。じゃんけんゲームで勝つと手作りアクセサリーを自分で選べたり、ガチャガチャで当たった折り紙をプレゼントされたりして、とっても嬉しそうでした。ステージでは暗幕を引いて作ったお化け屋敷が登場。出てきた子どもたちは「怖かった~」「楽しかった~」と満足げな表情でした。
児童会長の思いが込められた富草祭は大成功でした。手に持ったプレゼント以上に、両腕いっぱいの喜びを抱えて帰っていく子どもたち。富草の人と人とのつながりの深さを、改めて感じさせられる素敵な児童会行事となりました。