ミネラル豊か粘土質の土は、雨上がりのほどよい湿り気を含み、まさに種まきに最適の状態。強い日差しの中にも真夏の厳しさは薄れ、日陰に入るとひんやりとした空気が心地よく、秋の気配を感じる中、三紀層大根の種まきを行いました。地域ボランティアの林さんをはじめ、みなさんにご指導いただきながら、大きくなれとお願いを込めて丁寧に種をまきました。作業の締めくくりには、林さんの奏でるハーモニカに合わせて、みんなで校歌を歌い、笑顔と共に畑を後にしました。小さな種が土の中で芽吹き、太くて大きな大根へと育っていくことを楽しみに、次回の間引きや草取りもがんばりたいと思います。土と人と音楽がひとつに溶け合った、爽やかな種まきとなりました。