本物から学ぶ社会見学

3年生の子ども達が楽しみしていた社会見学へ行ってきました。五冷飯田冷蔵、スーパーのバロー、そして飯田消防署と、学びがぎゅっと詰まった充実のコースでした。どの見学先でも、子ども達は「本物から学ぶ」ことの大切さと面白さを体感することができたと思います。
 五冷飯田冷蔵では、特別に冷凍室に入れていただき、マイナス25度の世界に驚きながらも、食品を安全に保つ工夫をしっかり学んでいました。バローでは、鮮魚スタッフの方が目の前で魚をさばいてくださり、普段は見られない迫力の“プロの技”に目を輝かせていました。また、子ども達は手持ちの700円を使って家族に頼まれたお使い品と自分や家族へのお土産を購入。一つひとつ値段を確かめながら、どの商品がより良いのかを考え、実際に買い物をする学習に取り組みました。「あといくら残ってる?」「どっちのほうが安いかな?」と、真剣に考えて計算しながらお金の価値を感じる買い物ができました。
 今回の社会見学は、単なる「見る」だけの学習ではなく、触れて・考えて・体験することで理解が深まる、まさに“本物の学び”となりました。子ども達にとって、学習意欲がさらに高まる貴重な一日だったと思います。