秋の読書旬間は今日が最終日で、町の図書館の方による読み聞かせが、良い締めくくりとなりました。読み聞かせの時間はお話しのろうそくに火をともすところから始まり、子ども達の表情も物語の世界へ引き込まれていきました。低学年の子ども達は、世界のお話「アナンシと五」を読み語りで聴きました。魔女の呪いがかかった「五」という言葉を口にすると命を落としてしまう物語で、登場人物が「五」と言いそうになる場面では、子ども達が思わずドキドキしながら物語を追う姿が見られました。絵のない読み語りでありながら、子ども達は耳で聞いた言葉から場面を想像し、物語の世界を存分に楽しんでいました。この読書旬間では、図書委員会の活動を通して、いつもより多くの本に親しむことができました。今回の読書をきっかけに、これからも本に親しみ、豊かな感性を育んでほしいと思います。


