昇降口前の大もみじが見事に色づき、赤色のグラデーションに目を奪われます。そんな美しい大もみじの下を、多くの中学生が力強く駆け抜けていきました。毎年恒例の中学校マラソン大会の10kmコースが本校の昇降口前を折り返し地点として行われました。子どもたちは卒業生の走る姿を見られるのをとても楽しみにしていました。今年は、「誰が一番に来るのかな?」と期待に胸をふくらませながら、事前に昇降口前で応援の準備をして待っていました。やがて中学生たちが折り返し地点に姿を見せると、「誰か来たー、〇〇君だ!」「ガンバレー!」と元気な声援が響き渡りました。明るい声に励まされながら走る中学生の姿に、子どもたちも自然と笑顔になり、温かい雰囲気が広がっていきました。
秋さわやかにマラソン大会
秋の澄んだ青空の下、富草小学校のマラソン大会が行われました。沿道には、保護者の皆様や地域の方々がたくさん集まり、子どもたちに温かい声援を送ってくださいました。その応援を力に変え、子どもたちは練習のとき以上の走りを見せられたと思います。富草小学校のマラソンコースは、長い年月にわたり受け継がれてきた伝統あるコースです。マラソン練習期間中の昇降口には歴代の記録が掲示されており、子どもたちはその記録を目標に、全力でゴールを目指して走りました。最も古い記録は昭和62年のもので、子どもたちはまるで時を超えた多くのライバルたちと競い合っているようでした。走り終えた子どもたちの表情には、「やりきった!」という達成感と、苦しさを乗り越えた爽やかな笑顔があふれていました。その笑顔は、今日の晴れ渡る空のように清々しく輝いていました。
秋晴れ下でそばの脱穀体験
今日は日中、比較的気温も高く、そばの脱穀作業にぴったりの一日でした。脱穀作業では、昔ながらの道具・唐箕を使って、そばの実に混じったごみを風の力で飛ばす体験を行いました。回すたびに風が起こり、落ち葉や砂が飛ばされていくと、混ざり合っていたそばの実が少しずつきれいになっていきます。その様子を見た子どもたちは「すごい!」と感動していました。作業の後は、関昌寺の境内に上がって、そばの実を洗う工程を体験しました。水の中でさらにきれいになっていくそばの実を見て、「おいしいそばになったね」とそば打ち体験に期待感を抱いた子どもたちでした。昔の人々の知恵と工夫を体験しながら、自然の恵みに感謝する日となりました。



















