富草の歴史

  • 1875年(明治8年)1月12日 – 筑摩県伊那郡梅田村・鴨目村・大島村・恩沢村・大平村・雲雀沢村・粟野村・新木田村・浅野村・鷲巣村・門原村・古城村が合併して富草「十三くさ」村となる。
  • 1876年(明治9年)8月21日 – 長野県の所属となる。
  • 1879年(明治12年)1月4日 – 郡区町村編制法の施行により下伊那郡の所属となる。
  • 1889年(明治22年)4月1日 – 町村制の施行により、富草村が単独で自治体を形成。
  • 1959年(昭和34年)4月1日 – 阿南町と合併し、改めて阿南町が発足。同日富草村廃止。

学校の沿革

明治5年 ・梅田村大野塾、粟野村和泉幸吉塾が存在した。→粟野村野上丈六塾へ。
明治6年 ・野上丈六塾閉じる。粟野村和泉幸吉、新学制の教課授業を自宅で。梅田村梅林寺にて相原宗三、宮沢七郎兵衛と授業を始める。
・関昌寺に明化学校設立第二大筑摩県管内第19番中学区伊那郡81番校。
・梅林寺に智了学校設立第二大区筑摩県管内第18番中学区伊那郡80番校。
明治8年 ・筑摩県第21大区159小区の13か村は合併して富草村となる。明化学校は富草学校、智了学校は梅田学校と改名。
明治9年 ・筑摩県が廃され長野県に合併。第80番小学梅田学校、第81番小学富草学校となる。
・富草学校新築の議起こり、関昌寺の土地寄贈により門前に起工す。
明治10年 ・富草学校建設(間口8間、奥行6間、総二階)学区改正、伊那郡富草村76番小学梅田学校、77番小学富草学校。
明治11年 ・雲雀沢に支校を設ける。(大島、恩沢、雲雀沢、仁王関)
明治15年 ・浅野に支校を置く。浅野学校(浅野、鴨目)梅田学校(鷲巣、門原、梅田)
明治19年 ・本校2支校3分教場制となる。富草学校粟野支校、大下条学校下条支校、雲雀沢、川田、平久を分教場
明治22年 ・町村制実施。富草学校は廃され粟野分校を復活し富草学校に。下条支校は大下条学校となる。
明治34年 ・分教場を廃し学校統一を村議会で決議。
明治35年 ・浅野分教場は鴨目の冬期分教場に。雲雀沢も冬期分教場に。新校舎の起工式。
明治36年 ・高等科2学年の併設認可。尋常科4年、高等科2年 富草尋常高等小学校になる。
明治37年 ・日露戦争おこる。第一校舎完成。
明治38年 ・第二校舎完成。体操場の起工。
明治39年 ・体操場竣工。総工費8934円16銭新校舎開校式典を挙げる。
明治41年 ・義務教育就学年令延長 尋常科6年、高等科2年。雲雀沢冬期分教場廃校。
大正2年 ・鴨目冬期分教場自然不用となる。
大正8年 ・第一校舎物置付近より出火。第一校舎、湯呑場を含めて焼失。
大正12年 ・関東大震災。学校入口道路改修校地拡張。
大正13年 ・第二校舎を奥へ、体操場は東から西へ移転。新校舎工事請負入札 落札価格10680円
大正14年 ・移転、新築工事完了。
昭和2年 ・児童数 尋常科327人、高等科62人、合計389人8学級
昭和8年 ・新校舎完成 奉安殿造営。
昭和10年 ・青年訓練所を廃し、富草青年学校と改称付設する。
昭和16年 ・富草尋常高等小学校廃止。富草国民学校新設。
昭和17年 ・全児童に味噌汁を給与する。
昭和18年 ・ピアノ購入2449円80銭(寄付金)食糧増産のため7日間授業中止農業に専念する。
昭和20年 ・日本無条件降伏。
昭和21年 ・修身、国語、地理の教科書を村中より集めて焼却する。奉安殿、忠魂碑移転。
昭和22年 ・学制改革で富草国民学校青年学校廃止。富草村立富草小学校設置。富草中学校も設置(6・3制)
昭和23年 ・富草学校PTA発足。学校給食開始。冬期味噌汁。夏期脱脂粉乳。サマータイム制による週5日制実施。
昭和24年 ・6年修学旅行 名古屋、弁天方面(二泊三日)5年長野方面(二泊三日)
昭和25年 ・下伊那農業高等学校富草分校入学式。
昭和26年 ・第二校舎増改築 中学校校舎落成 小中分離校舎となる。
昭和28年 ・体育館改築落成(小中共用)
昭和31年 ・新小中学校校歌制定(作詞 多田二十一 作曲 高野忠)
昭和32年 ・プ-ル完成。
昭和34年 ・富草村 阿南町に合併する。
昭和36年 ・給食室増改築。完全給食を開始する。5年長野見学(一泊二日)
昭和37年 ・6年修学旅行 東京江ノ島方面(二泊三日)
昭和43年 ・富草中学校が大下条、和合中学校と統合し、阿南第一中学校となる。
・化石室を設置。
昭和45年 ・自校給食から給食センタ-に移行。 コンテナ-車で運搬。
昭和47年 ・元中学校校舎解体完了6年キャンプ(門原川)
昭和48年 ・新校舎 校庭南側に完成 旧校舎解体完了。公仕室、宿直室、新校舎東側に移転。
・旧校舎跡を校庭とする工事完了。富草小学校開校百年祭が挙行される。
・校歌、元富草小学校歌に復す。(作詞 浅井冽 先生のもの)
昭和50年 ・校庭拡張工事一切完了。 4・5・6年茶臼山にてキャンプ。
昭和51年 ・全校スケ-ト教室 巣山湖で実施
昭和52年 ・全日本よい歯学校表彰を受ける。5・6年下条新田おおぐて湖でキャンプ実施。
昭和53年 ・校門前道路改修。全校スケ-ト教室 大瀬木沢城湖へ。
昭和54年 ・給食用保温庫入る。
昭和55年 ・粘土焼小屋設営。陶芸窯設置。
昭和56年 ・屋上雨漏防止工事完了。校内TV放送、教室VTR設置。
昭和57年 ・体育館新築工事始まる。
昭和58年 ・体育館竣工落成式。体育館へ校歌の額(藤本三郎先生書)体育館落成記念タイムカプセルをステージ天井へ。(50年保存)
・校旗の寄贈を受ける。
・体育館落成記念航空写真撮影。
・体育館周囲の整地、造園整備。
昭和59年 ・久保田達雄 校長着任。校章、校名装飾文字の寄贈を受ける。(玄関に)
昭和60年 ・へき地振興協議会支部総会本校で開催。
昭和61年 ・門原大橋渡り初めに全校参加。
昭和62年 ・久保田達雄 校長離任 吉川喜三衞 校長着任。
昭和63年 ・プ-ル水道工事、屋上防水工事完了。
平成元年 ・体育館北側に物置設置。生産畑の整地(PTA作業)
平成3年 ・校舎外壁全面塗装。吉川喜三衞 校長離任 熊谷良一 校長着任。
・ニュートンのりんごの苗木3本植樹。
平成4年 ・阿南町内駅伝大会優勝 子ども自転車地区大会優勝 同県大会12位
平成5年 ・トイレのタイル壁修理完了。町内教職員総会本校で開催。子ども自転車県大会3位。
・コンピュ-タ教室完成に伴い教室移動。台風13号接近町内全校臨時休校。
平成6年 ・安全教育優良校として県表彰を受ける。水洗トイレ完成。
平成7年 ・熊谷良一 校長退任 小島正義 校長着任。置き屋根設置工事完了。中南信統計教育発表。
平成8年 ・第37回交通安全国民中央大会において「交通安全優良校」として全国表彰を受ける。
平成9年 ・子ども自転車地区大会9連覇、同長野県大会10位。
・第18回長野五輪冬季大会。2月13日全校でノルディック複合70m級ジャンプの観戦。(白馬村ジャンプ台)
平成10年 ・体育館アリーナの床がきれいに塗り替えられ、念願の消火栓が修理成る。
・社団法人小さな親切運動飯田支部から、富草寮との交流が認められ、実行章をいただく。
平成11年 ・小島正義 校長退任、曽根原清和 校長着任。
・交通安全子供自転車長野県大会で5位入賞を果たす。(26校中)
平成12年 ・交通安全子供自転車長野県大会で4位入賞。
・文部省研究指定を受けて人権教育研究を進め,一年次の発表を行う。
平成13年 ・学校同和(人権)教育研究協議会が本校で開催され,文部科学省研究指定を受けた2年間にわたる人権教育研究の成果を発表した。
・曽根原清和 校長退任。
平成14年 ・井出清明 校長着任。
・校舎の増築及び改修事業が竣工し,新しく保健室や多目的スペースなどができた。またコンピュータ室にパソコンが20台整備された。
平成15年 ・教育課程研究協議会の「国語科」授業が開かれる。
・130周年記念行事が10月に開かれる。130周年記念誌発刊。
平成16年 ・10月に学習発表会を実施。生活科や総合的な学習の時間の発表を各学年10分で行う。
・井出清明 校長退任。
平成17年 ・滝澤宰 校長着任。
・教育課程研究協議会「理科」授業行われる。
平成18年 ・耐震工事を行う。
平成19年 ・第1回児童会冬まつりが行われる。
・滝澤宰 校長離任。
平成20年 ・小口徹 校長着任。
・教育課程研究協議会「人権教育」授業行われる。
平成21年 ・NIEの実践指定校となる。
・地デジ対応液晶大画面テレビが7台教室に設置。児童用PCの更新と職員校務用PCが導入される。
・校舎内水洗トイレ、一部を残し洋式化する。
・小口徹 校長離任。
平成22年 ・両角啓子 校長着任。
・猛暑の中、PTAの資源回収予算により扇風機を各教室に購入していただく。
平成23年 ・特別支援教育学級が開設される。
・交通少年団が関東管区警察局長および関東交通安全協会連合会長より表彰される。
・教育課程研究協議会「体育科」授業行われる。
平成24年 ・富草芸能文化祭に全校を挙げて参加する。(全校合唱・ダンス信濃の国)
・両角啓子 校長離任。
平成25年 ・栗林久訓 校長着任。
・2、3学年が複式学級対象となり、加配教員が配置される。
・開校140周年記念行事を、11月に開催する。
・旧校歌復刻
平成26年 ・教育課程研究協議会会場校として、「総合的な学習の時間」の授業提供を行う。
・体育館に「富草小学校中学校旧校歌」の掲額を行う。
・台風18号接近により臨時休校。
・ABN八十二ふるさとCM大賞で優秀賞(教育委員会賞)受賞
・校庭遊具の更新(鉄棒・ブランコ・ジャングルジム・滑り台)が行われる。
平成27年 ・知的障がい特別支援学級を新設。
・4・5学年が複式学級対象となり、加配教員が配置される。
・栗林久訓 校長離任。
平成28年 ・桐生尊義 校長着任
・富草交通少年団が全国表彰
・旧プール撤去、新プール富草診療所横に建設開始
平成29年 ・新プール完成
・教育課程研究協議会「生活科」の会場校として授業提供を行う。
・地元消防団と連携し、第1回縦割り防災ミニキャンプを行う。
・富草交通少年団に河合勇様より団旗とユニフォームが寄贈される。
・桐生尊義 校長離任
平成30年 ・塩澤秀彦 校長着任
・ノーチャイムスクール
・防災ミニキャンプ2018
・各教室にエアコン設置工事開始
令和元年 ・防災フェス2019
・エアコン設置
・新型コロナウイルス拡大防止にかかわる臨時休業の特別措置(3/2~3/17)
・塩澤秀彦 校長離任
令和2年 ・小林正彦 校長着任
・新型コロナウイルス感染拡大防止に関わる臨時休業の特別措置及び臨時的登校日の実施(4/13~5/24)
令和
3年

・GIGAスクール構想により、電子黒板、児童用タブレット、無線LAN導入。
・令和3年度租税教室推進校等表彰。

令和
4年
・交通少年団結成50周年を記念し、記念式典と長野県警音楽隊による演奏会を行 う。
・小林正彦 校長離任

令和
5年

・宮澤昭二 校長着任
・創立150周年