春の近づきを感じる朝

2月も中旬を過ぎ、寒さの中にも少しずつ春の気配が感じられるようになってきました。今朝の登校時、東の空から昇る朝日が、うっすらと広がる雲海を照らし、とても幻想的な光景が広がっていました。三寒四温のこの時期、寒い日と暖かい日を繰り返しながら、季節は春へと向かっています。子どもたちも、元気にあいさつしながら登校していました。春の訪れが楽しみになる朝のひとときでした。

 

KODAK Digital Still Camera

ドッヂビーがつながる楽しさを味わう

3,4年生の体育では、ドッヂビー(ディスク)をパスしてつなぎ得点を競うゲームに挑戦しています。攻撃は6人、守りは2人で、2分間パスをつなげながら得点を目指します。最初は投げるのもキャッチするのも難しく、ディスクを落としてばかり…。なかなかつながらず、思うようにプレーできませんでした。しかし、何度もやっているうちに、守りがついていない人を見つけてパスを出す工夫ができるようになり、少しずつ成功する場面が増えてきました。そして、ついに待望のゴール!「やった!」と喜びの歓声が上がり、みんなの笑顔があふれました。運動の楽しさを見つけた子どもたちは、昼休みにも集まってプレーを続けるほど夢中に。クラスの人数は少ないですが、人数やコートの広さ、場を工夫して富草小ならではの良さが見える体育を行っています。

受け継がれていく富草太鼓

先日、児童会活動の引き継ぎが行われ、6年生から5年生へとバトンが渡されました。富草太鼓もまた、5年生へと受け継がれていきます。6年生は、バチの持ち方、たたき方、基本のリズムを丁寧に教えながら、これまでの演奏経験で培った自信に満ちた姿を見せていました。約10分間にわたる演奏を伝えることも、それを受け継ぐことも決して簡単ではありませんが、5年生たちは真剣な表情で学んでいました。こうして、富草小の伝統は先輩から後輩へと確実に受け継がれていきます。

体験を通して学ぶ

5年生が「溶かした物質は水に均一に広がるのか、それともむらができるのか?」という疑問をもち、理科の実験に取り組みました。身近な例から予想を立てる中で、「味噌汁は上が透明で下が濃くなるから、むらができるのでは?」、「ミルメークの粉は牛乳全体に広がって均一な色になるから、まんべんなく溶けるのでは?」と、それぞれ考えました。実験では、色のついた砂糖を水に溶かし、どのように広がるかを観察しました。その結果、水溶液は全体が均一に茶色くなり、むらなく溶けることが確認できました。自分たちで予想し、実験を通して確かめることで、学びがより深まりました。体験を通して学んだことは、深く心に残ります。

児童総会

児童総会では、子どもたちが堂々と発表する姿が見られました。最初は発表が苦手だった子も一生懸命練習を重ね、原稿を見ずに前を向いて話せるようになりました。「しっかり伝えよう」という意識が広がり、一人ひとりが自信を持って発表する姿がとても印象的でした。6年生を支えてきてくれた他の学年の子どもたちも、意見をしっかり聞いたり、協力したりする姿があって学校全体で児童会活動を作り上げてきたことを感じました。特に5年生は、これまで活躍する6年生の姿を間近で見て、自分たちが次の最高学年として学校を引っ張っていくという自覚が高まっています。これからの学校を支えていく5年生の活躍が、ますます期待される総会となりました。

 

音訓カルタで漢字の勉強

3年生の国語の授業で、これまでに学習した漢字を使ったオリジナルのカルタ作りに挑戦。漢字の「音」と「訓」を活かしたユーモアあふれる読み札が出来上がりました。完成したカルタを使って、みんなで楽しく遊びながら、漢字の意味や読み方を復習できました。耳をすませて読み札を聞き、素早く札を探す子どもたちの姿は真剣そのもの。「次はどれかな?」と真剣に耳を澄ませ、札を見つけて素早く取る姿が印象的でした。手作りしたカルタに特別感を得ながら、楽しく漢字を学ぶ時間となりました。

 

校長講話で

6年生の成長をみんなでお祝いしました。一年生の頃と今の表情や走り方を見比べると、逞しさや力強さが増していることに気づき、子どもたちからは「お~!」「すごい!」と驚きの声が上がりました。全校で6年生一人ひとりに、みんなで「すごい!」とかけ声を送り、温かい雰囲気に包まれました。みんなの気持ちが素直に表れた、心温まる素敵な時間となりました。たくさんの人たちに支えられて生きていることを感じながら、卒業式までの時間を大事に過ごしていきたいと思います。

児童会役員の任命式

児童会選挙が行われて、来年度の児童会長が決まりました。そして、5年生から新しい児童会役員が選出されて、校長室にて任命式を行いました。校長先生から一人ひとりに任命書が手渡され、名前を呼ばれた5年生から力強い声で返事があり、その姿からやる気が伝わってきました。緊張しながらも、これからの活動への決意が感じられる態度でした。新しい児童会役員が、全校のために力を発揮してくれることを期待しています。こらからの活躍が楽しみです!

豆まき

職員室や校長室にも、とっても元気な鬼達がやってきました。手作りの鬼の面を付けた一年生に向かって豆を投げると、豆を恐れて退散していきました。自分たちの心の中にいる弱い鬼を退治し、この一年の大きな成長を期待したいと思います。

心を一つにチャレンジ縄跳び

体育の時間に、長縄跳びの八の字跳びにチャレンジしている1年生。時間内にみんなで跳べた回数を少しずつ増やして、88回まできました。目標の100回到達するにはどうしたらいいか相談すると、「みんなで声を出す!」「前の人との間を開けない!」とみんなの気持ちがそろっていきました。気持ちをそろえてチャレンジすると、記録が伸びて大喜び。みんなでハイタッチして、また次のチャレンジへとつながりました。