授業参観後には救急法講習会

授業参観日が行われ、音楽会を経てたくましく成長した子どもたちの姿を、日々の学習を通してご覧いただきました。少しずつ着実に力を伸ばしている姿に、保護者の皆様から温かいまなざしが注がれていました。参観後はPTA主催による救急法講習会が開かれ、夏休みのプール開放に向けて熱中症対策を講じたうえで研修を実施。胸骨圧迫の継続にはチームでの連携が欠かせないことを改めて実感しました。倒れている人を見かけたら、ためらわずに行動する一歩となる、大変有意義な機会となりました。

町5学年田原市交流旅行へ行ってきました

先週、阿南町内4校の5年生が、田原市との交流旅行に出かけました。心配していた天気も、ほどよい曇り空となり、絶好の活動日和。伊良湖岬小学校では給食を共にし、小塩津海岸では砂山競争や浜辺遊びを通して、前回の交流よりもさらに仲が深まりまったと思います。田原市名物のメロン狩りや、宿舎でのシェルペイント、海鮮たっぷりの夕食バイキング、大きなお風呂も大好評。夜には他校の友だちとも心を通わせながら一緒に就寝、忘れられない思い出ができました。翌日は車づくりの見学で本物の技術にふれ、竹島水族館では海の生き物について楽しく学びました。阿南町では見られない体験を通して、自然や人、文化との豊かなふれあいが生まれ、学びの深い旅行となりました。

 

学校安全連絡会 防災講座「赤牛先生」を迎えて

県建設部の派遣事業で土砂災害に関する防災講座「赤牛先生」をお招きし、地域の皆様やPTA社会部、保護者の方々と共に防災について学びました。阿南町の地質的特性から、この地域は地滑りが起きやすいことや、古くは海の底だったことによる土壌の性質について説明していただきました。その上で、町が発行しているハザードマップの活用や、実際の現場を確認する重要性、そして土地に伝わる天候の言葉から天気を読む知恵を活用する大切さをお聞きしました。科学と経験の両面から防災意識を高めていき、子どもも大人も互いの経験を分かち合いながら、地域全体で安全な暮らしを築いていきたいと思います。

図書を寄贈していただきました

このたび、二つの団体より本の寄贈をいただきました。一つ目は、創立100周年を迎えられた飯田信用金庫様より、金融に関する図書と根羽杉で作られた本箱をいただきました。地域の未来を担う子どもたちの学びを支える温かいご厚意に、心より感謝申し上げます。これらの図書は高学年向けの内容でもありますので、5・6年生の教室前に設置して、今後の学びに役立てていきます。

 

二つ目は、教育公務員弘済会様より、読書活動助成事業として図書をご寄贈いただきました。これから本の選定を進め、届けていただく予定です。子どもたちが素敵な本と出会い、読書をもっと身近に感じられるよう、大切に活用させていただきます。ありがとうございました。

プール開き

音楽会を終え、いよいよ水泳学習が始まりました。天気にも恵まれ、まさにプール日和。今日は全学年そろって、元気に初日を迎えました。朝はプール開きを行い、「はとちゃん」の合言葉をみんなで確認しました。しらない、び込まない、ちゃんと話をきく――安全に学ぶための大切な約束です。水の中では声も届きにくく、油断は禁物。子どもたちは先生たちの指示をよく聞き、集中して取り組んでいました。冷たい水の心地よさを感じながら、初日のプールを味わえたと思います。これからの水泳学習が安全で楽しい時間になりますように!

心温まる音楽会

曇り空でも蒸し暑く感じられる体育館に、時折吹き込む心地よい風が会場全体にやさしく広がり、音楽会のひとときをより心地よいものにしてくれました。リラックスした様子で始まった子どもたちの演奏は、どのクラスも練習の成果がしっかりと表れ、あっという間に時間が過ぎていきました。少人数の学校ならではの工夫も見られ、一人で複数の楽器を演奏したり、曲をつなげて音楽劇として発表したりと、見応えのある内容でした。合唱では、人数の少なさを感じさせないものがあり、自分の思いを歌声にのせて届ける姿がありました。子どもたちの一生懸命な姿と音楽への思いが詰まった、心温まる音楽会となりました。

いよいよ音楽会

間近に迫った音楽会に向けて、子どもたちの気持ちも一段と高まっています。今日の音楽集会では、オープニング曲「あいさつは魔法の力」を先生方と共に練習しました。2番からは“アンモナイツ”と名付けた先生方の楽器隊が加わり、子どもたちの歌声に優しく寄り添う音色を奏でます。また、体育館には各クラスの音楽会目標が掲示され、本番への期待感がぐんと高まっています。

町5学年交流会で受け入れ交流をしました

5月にオンラインで顔合わせをした阿南町の4校の5年生と田原市立伊良湖岬小学校の5年生が、本校で初めて対面し、交流会を行いました。初めは少し緊張した様子も見られましたが、名刺交換やポーズ一致ゲームを通してすぐに打ち解け、まるで以前からの友だちのように楽しそうに活動していました。化石発掘体験では、「宝物を見つけたい!」という気持ちで一緒に夢中になり、協力し合う姿がありました。交流給食では、伊良湖岬小の児童が瓶の牛乳や凍り豆腐を使ったメニューに、ふだんとの違いを感じながらも、「おいしい!」と山の学校の給食を味わってくれました。7月には、今度は伊良湖岬小での交流が予定されており、今度は海の学校の給食を一緒にいただく予定です。今後もこのような交流を通して、子どもたちの絆が深まっていくことを願っています。

音楽会に向けての特別レッスン②

気温が上がり、体育館も蒸し暑くなる中、窓を全開にして音楽会の練習に取り組んでいます。清水正則先生の2回目のご指導では、歌に込める思いや表現をさらに深めることができたと思います。子どもたちは前のめりになって声を届けようとしていて、体全体を使って声を響かせ、まっすぐな気持ちで全力で歌っていました。その熱意が汗となってあふれ出し、表情にも真剣さがにじみます。人数は少なくとも、一人ひとりが「自分の歌」「自分の音」を創り上げようとする姿勢が輝いていました。音楽会本番に向けて、気持ちを一つにしてがんばります。

ふれあい号

図書館にはない本をたくさん積んでやってくる「ふれあい号」。その到着を心待ちにしていた子どもたちは、本を手に取り嬉しそうにページをめくっている姿がありました。本を読むことで、想像力が育ち、言葉の力も自然と身につきます。新しい世界に出会う楽しさを味わえる読書は、子どもたちの心を豊かにしてくれます。ふれあい号は、そんな読書の喜びを届けてくれているようです。