防災フェスでは、富草の消防団の方々による消火器体験も行われました。飯盒炊さんの準備が進む中、1年生から4年生までの児童が参加し、消火器の正しい扱い方や火に見立てた的への当て方を丁寧に教わりました。使用したのは水が出る特別な消火器で、子ども達も安心して挑戦でき、楽しく学ぶことができました。児童 避難訓練に参加していた富草保育園の子達に、1年生が「こうやってやるんだよ」と教えてあげる姿も見られ、小さな先生となって伝えるその様子はとても微笑ましく、富草ならではの学年を越えた温かいつながりを感じました。地域の消防団に支えられてこの防災フェスが続いており、子ども達に防災の知識や自信を与えてもらっています。
防災フェス 防災学習1
みんなで仕事を分担して、力を合わせて飯盒炊さんに挑戦しました。1・2年生はアルファ化米の準備を担当し、決められた水の量を量る仕事をしました。3・4年生は飯盒に米と水を入れる準備を行い、5・6年生はかまどでの火起こしに挑戦。大人は見守るサポートで、できるだけ子ども達自身の力で取り組めるようにしました。火起こしでは思うように火がつかず、何度もマッチをする場面もありましたが、子ども達で相談しながら工夫を重ね、自分たちの力で火をつけることに成功しました。炊き上がったご飯とアルファ化米を食べ比べると、それぞれに違った美味しさがあり、食の大切さを改めて感じたり考えて挑戦し火を起こしたりと貴重な体験となりました。
防災フェス 児童避難訓練
運動会スローガン「全力つくす運動会~挑戦・協力・最後まで~」
富草の稲を刈る
5年生が春に田植えをした田んぼで、ついに稲刈りの日を迎えました。前日の雨で田んぼは少しぬかるんでいましたが、秋らしい爽やかな風に包まれ、心地よい稲刈りとなりました。秋のとんぼがとまる黄金色の稲を、一株ずつ手に取り、子どもたちは鎌を使って「ザクッ、ザクッ」と力強く刈りました。その手応えに、「きゅうりを切るみたいで気持ちいい!」と笑顔を見せる子も。刈り取った稲は6束ずつにまとめ、お家の方に縛っていただきました。縛り方は難しく、少し気を抜くと束が崩れてしまいます。お家の方に助けていただきながら、最後はみんなで協力してはざかけまで無事に終えることができました。子どもたちは泥だらけになり、汗を流しながら一生懸命作業をしました。この経験が、より一層の美味しさへとつながっていきます。2週間ほど天日で乾燥させた後は、いよいよ脱穀です。次の作業も、みんなで力を合わせて頑張ります!
音楽集会で童歌
今年度3回目の授業参観
子どもたちは、普段と変わらず和やかな雰囲気の中で学習に取り組みましたが、いつもと違うのはお家の方がそばで見守ってくださること。活動の場面では、保護者の方に手伝っていただいたり、温かなアドバイスをいただいたりしながら進め、理解が一層深まった様子が見られました。教室には笑い声も響き、楽しい授業参観となりました。授業後には学校保健委員会の企画として、飯田短期大学の岩瀬先生を講師に迎え、「たべるとねむるの大切さ」について子どもと保護者が一緒に学びました。朝ごはんの大切さや「寝る子は育つ」と言われる睡眠の効果について、分かりやすくお話しいただきました。食事と睡眠は体力づくりだけでなく熱中症予防にもつながることを学び、改めて日々の生活を大切にしたいと感じました。これから始まる運動会の練習に向けて、元気に過ごしていきたいと思います。
避難訓練打合せ会
来週の防災フェスに向けて、子ども達だけで行う特別な避難訓練の打合せ会をしました。避難開始場所に集まった子ども達は、もしここで大きな地震が起きたらどうなるのか、6年生の司会のもと真剣に話し合いました。「棚が倒れるかもしれない」「太鼓が落ちてきそうでこわい」「隠れる場所が見つからない」一人ひとりが感じた危険を声に出し、どう行動すべきかを自分で考えていく姿は、とても頼もしく感じました。普段の避難訓練では先生の指示を受けて動きますが、今回は先生がいないからこそ、子ども達自身が考え、仲間と力を合わせる姿が見られたと思います。災害はいつどこで起こるかわかりません。こうした経験が子ども達の力になっていくことを期待しています。














































