全校集会で「やさしくなるためにできること」の一つとして聞くことへのアンテナを高くする活動に取り組みました。はじめに行ったのは「仲間集め」の活動で、好きなお味噌汁の具や目玉焼きにかけるものといった身近な質問に答えながら、自分と同じ考えをもつ友だちを探しました。子どもたちは、大きな声で思いを伝えたり、友だちの声に注意深く耳を傾けたり、「こっちだよ」と呼び合ったりしながら、自分の仲間を見つけていきました。その姿からは、相手を知ろうとする前向きな気持ちと、周りの声を受け止めようとする姿勢がしっかり感じられました。
続いて行った「サイコロトーク」では、サイコロから出るお題にワクワクしながら、発表する友だちにそっと注目し、話が終わると気持ちの良いリアクションを返すなど、会場全体があたたかい空気に包まれました。まるで休み時間に仲良く語り合っているような雰囲気で、短い時間の中でももっと話したいという気持ちが溢れているようでした。今日の活動を通して高くなった「聴くアンテナ」が、この先の日常でも友だちの心の声に気づく力として伸び続けてほしいと願っています。
代表委員による読み聞かせ(なかよし月間)
家族参観日
秋の読書旬間
秋の読書旬間は今日が最終日で、町の図書館の方による読み聞かせが、良い締めくくりとなりました。読み聞かせの時間はお話しのろうそくに火をともすところから始まり、子ども達の表情も物語の世界へ引き込まれていきました。低学年の子ども達は、世界のお話「アナンシと五」を読み語りで聴きました。魔女の呪いがかかった「五」という言葉を口にすると命を落としてしまう物語で、登場人物が「五」と言いそうになる場面では、子ども達が思わずドキドキしながら物語を追う姿が見られました。絵のない読み語りでありながら、子ども達は耳で聞いた言葉から場面を想像し、物語の世界を存分に楽しんでいました。この読書旬間では、図書委員会の活動を通して、いつもより多くの本に親しむことができました。今回の読書をきっかけに、これからも本に親しみ、豊かな感性を育んでほしいと思います。
なかよし月間での校長講話
絵本 「しあわせのバケツ」 を題材にした校長先生のお話しを通して、思いやりややさしさについて考えました。心の中にある見えないバケツに「幸せ」が入ると、心が満たされていくお話しです。お話しの途中で、空っぽのバケツの絵を提示し、「どうしたらしあわせのバケツをいっぱいにできるでしょう?」と校長先生が問いかけました。子どもたちから出てきた言葉は、友だちの心(バケツ)を満たす言葉や行動でした。友だちが喜ぶように声をかける、やさしく思いやりをもって接する、「ありがとう」と伝える、友だちが笑顔になってくれるようにするなど、一つひとつが相手を大切に思う温かい言葉でした。子どもたちは、自分のバケツを満たすよりも「誰かのバケツをいっぱいにする」方法を知っています。自分のバケツは周りの友だちに満たされていることを、改めて感じられたのかもしれません。これからも、学校全体で「しあわせのバケツ」を満たし合える温かな時間や関係づくりを大切にしていきたいと思います。
なかよし月間スタート!~全校道徳がありました~
仲良し月間に向けて児童集会がありました
来週からはじまる仲良し月間に向けて、代表委員会による集会がありました。
仲良し月間のねらいは、①相手を思いやる②友達と仲良く話すです。月間中は、代表委員が仲良しに関する本の読み聞かせをしてくれます。また、児童会長より、友達にしてもらって嬉しかったことをカードに書いてポストに入れる「笑顔の銀行」の企画が発表されました。これは、「全校のみんなが笑顔になり、毎日を楽しく過ごし、学校での不安がないようにしたい。みんなに相手が嬉しくなるようなことをしてほしい。その相手も、されて嬉しかったことをいっぱい見つけてほしい。」という願いが込められています。普段から学年問わず仲の良い富草の子ども達ですが、月間を通して、今まで以上に相手を大切にして過ごしていきたいですね。
本物から学ぶ社会見学
3年生の子ども達が楽しみしていた社会見学へ行ってきました。五冷飯田冷蔵、スーパーのバロー、そして飯田消防署と、学びがぎゅっと詰まった充実のコースでした。どの見学先でも、子ども達は「本物から学ぶ」ことの大切さと面白さを体感することができたと思います。
五冷飯田冷蔵では、特別に冷凍室に入れていただき、マイナス25度の世界に驚きながらも、食品を安全に保つ工夫をしっかり学んでいました。バローでは、鮮魚スタッフの方が目の前で魚をさばいてくださり、普段は見られない迫力の“プロの技”に目を輝かせていました。また、子ども達は手持ちの700円を使って家族に頼まれたお使い品と自分や家族へのお土産を購入。一つひとつ値段を確かめながら、どの商品がより良いのかを考え、実際に買い物をする学習に取り組みました。「あといくら残ってる?」「どっちのほうが安いかな?」と、真剣に考えて計算しながらお金の価値を感じる買い物ができました。
今回の社会見学は、単なる「見る」だけの学習ではなく、触れて・考えて・体験することで理解が深まる、まさに“本物の学び”となりました。子ども達にとって、学習意欲がさらに高まる貴重な一日だったと思います。





























