いよいよ迎えた富草祭(^_^)/

なかよし班のお店が並び、朝からわくわくした雰囲気が広がっていました。「どんなお店かな?」と互いに楽しみにしていた気持ちが、子どもたちの表情にありました。いざスタートすると、お店屋さんもお客さんも生き生きと活動し、笑顔があふれていました。理科室の丸形水槽を使った「ペットボトルキャップすくい」では、水に浮かぶキャップを手作りのすくい網で慎重にすくい上げ、うまく2個取りに成功する子もいて大盛り上がり。お花屋さんやアイスクリーム屋さん、ブレスレット屋さんなど、どれも工夫が光る手作りのお店ばかりで、お客さんはお気に入りを見つけて大切そうに受け取っていました。ステージ前では、アイス屋さんを終えた子どもたちが「じゃあ、アイスでも食べて待ってようか」と楽しそうに話す姿に、思わずほっこり。子どもたちの優しさや思いやり、高学年の温かいリードが自然とあらわれ、会場全体に笑顔が広がる時間となりました。

 

さらに後半の部を放課後の時間に行うと、前半の楽しさを経験した子どもたちは期待をふくらませて集合。じゃんけんゲームで勝つと手作りアクセサリーを自分で選べたり、ガチャガチャで当たった折り紙をプレゼントされたりして、とっても嬉しそうでした。ステージでは暗幕を引いて作ったお化け屋敷が登場。出てきた子どもたちは「怖かった~」「楽しかった~」と満足げな表情でした。

児童会長の思いが込められた富草祭は大成功でした。手に持ったプレゼント以上に、両腕いっぱいの喜びを胸に帰っていく子どもたちの姿がとても印象的でした。富草の人と人とのつながりの深さを、改めて感じさせられる素敵な児童会行事でした。

2回目の先生方による読み聞かせ

今回は前回と異なる会場に集まった子どもたちは、静かに耳を傾けて絵本の世界に自然と引き込まれていました。先生方は前回と同じ絵本を読んだので、読み方に深みが増し?、物語の魅力がさらに伝わっていたと思います。今回は低学年・高学年向けの絵本を選びましたが、高学年でも言葉少なに語られる絵本の世界を、心で感じている様子でした。あるクラスでは、『スイミー』の作者レオ・レオニの作品を紹介していました。抽象的で温かみのある絵と深いテーマが特徴のレオニの絵本は、子どもたちの想像力を静かに刺激したと思います。「先生と本を読もう週間」は今日で終了です。暑い日には、涼しい場所で絵本をめくってみるのもいいですね。

七夕飾りのおたき上げを行いました

昇降口に飾っていた七夕飾りを、子どもたちが心を込めておたき上げしました。願い事を書いた短冊を、天に届けるようにと煙にのせて見送る子どもたち。竹が勢いよく燃え上がり、炎とともに煙が空高く立ち上ると、「わあ!」という歓声があがり、自然と「天まで届け!」という合唱が始まりました。「人ひとりの願いが、天に届きますように」そんな思いが伝わる、心あたたまるひとときとなりました。

富草祭準備中!

いよいよ来週に迫った「富草祭」に向けて、なかよし班ごとに準備が進んでいます。今年の富草祭は、児童会長が公約で宣言した行事で、一昨年の150周年記念でお家の方々が準備してくれた「富草夏祭り」をヒントに、子どもたちが主体となって企画しています。材料を持ち寄り、工夫を凝らして作ったある物を通して、みんなに楽しんでもらおうと頑張っています。学年を超えた活動で大変なこともありますが、6年生を中心に声をかけ合いながら進めてきました。「全校が仲良くなってほしい」という会長の願いが、きっと形になることでしょう。当日が楽しみです。さて、それぞれ何を作っているのかなぁ?

防犯教室で下校班の友だちと「安全」を考える

阿南警察署と富草駐在所のご協力のもと、防犯教室を行いました。不審者対応のクイズや「いかのおすし」の合言葉を通して、身を守る方法を学びました。下校班ごとの話し合いでは、低学年の児童からも「安心の家に逃げる」「防犯ブザーを鳴らす」といった具体的な意見が出て、身を守る方法について一緒に考える有意義な時間となりました。

先生と本を読もう週間

読書の楽しさを深めるために、年間を通じてさまざまな取組を行っています。秋には図書委員会が中心となって「読書旬間」を企画し、読書への興味を高める工夫を凝らしています。今は、先生方による「先生と本を読もう週間」も実施しており、子どもたちが先生と一緒に本に親しむ貴重な時間となっています。今回は先生方による絵本の読み聞かせを行いました。児童は7名程度のグループに分かれ、普段関わることの少ない他の学年の先生から絵本を読んでもらい、新鮮な体験となったようです。静かな教室に先生方の優しい声が響き、子どもたちは物語の世界に引き込まれていました。

授業参観後には救急法講習会

授業参観日が行われ、音楽会を経てたくましく成長した子どもたちの姿を、日々の学習を通してご覧いただきました。少しずつ着実に力を伸ばしている姿に、保護者の皆様から温かいまなざしが注がれていました。参観後はPTA主催による救急法講習会が開かれ、夏休みのプール開放に向けて熱中症対策を講じたうえで研修を実施。胸骨圧迫の継続にはチームでの連携が欠かせないことを改めて実感しました。倒れている人を見かけたら、ためらわずに行動する一歩となる、大変有意義な機会となりました。

町5学年田原市交流旅行へ行ってきました

先週、阿南町内4校の5年生が、田原市との交流旅行に出かけました。心配していた天気も、ほどよい曇り空となり、絶好の活動日和。伊良湖岬小学校では給食を共にし、小塩津海岸では砂山競争や浜辺遊びを通して、前回の交流よりもさらに仲が深まりまったと思います。田原市名物のメロン狩りや、宿舎でのシェルペイント、海鮮たっぷりの夕食バイキング、大きなお風呂も大好評。夜には他校の友だちとも心を通わせながら一緒に就寝、忘れられない思い出ができました。翌日は車づくりの見学で本物の技術にふれ、竹島水族館では海の生き物について楽しく学びました。阿南町では見られない体験を通して、自然や人、文化との豊かなふれあいが生まれ、学びの深い旅行となりました。

 

学校安全連絡会 防災講座「赤牛先生」を迎えて

県建設部の派遣事業で土砂災害に関する防災講座「赤牛先生」をお招きし、地域の皆様やPTA社会部、保護者の方々と共に防災について学びました。阿南町の地質的特性から、この地域は地滑りが起きやすいことや、古くは海の底だったことによる土壌の性質について説明していただきました。その上で、町が発行しているハザードマップの活用や、実際の現場を確認する重要性、そして土地に伝わる天候の言葉から天気を読む知恵を活用する大切さをお聞きしました。科学と経験の両面から防災意識を高めていき、子どもも大人も互いの経験を分かち合いながら、地域全体で安全な暮らしを築いていきたいと思います。

図書を寄贈していただきました

このたび、二つの団体より本の寄贈をいただきました。一つ目は、創立100周年を迎えられた飯田信用金庫様より、金融に関する図書と根羽杉で作られた本箱をいただきました。地域の未来を担う子どもたちの学びを支える温かいご厚意に、心より感謝申し上げます。これらの図書は高学年向けの内容でもありますので、5・6年生の教室前に設置して、今後の学びに役立てていきます。

 

二つ目は、教育公務員弘済会様より、読書活動助成事業として図書をご寄贈いただきました。これから本の選定を進め、届けていただく予定です。子どもたちが素敵な本と出会い、読書をもっと身近に感じられるよう、大切に活用させていただきます。ありがとうございました。