一学期終業式

75日間の学校生活を振り返り、校長先生から各学年の成長やがんばりについてお話がありました。1年生は学校に慣れ、ひらがなや短文が書けるようになり、アサガオの世話にも思いを込めて取り組みました。2年生は1学期だけで74字もの漢字を覚え、1年生を支える姿も立派でした。3年生は習字や絵の具、地域探検など「初めて」に挑戦し、モンシロチョウの観察にも熱心に取り組みました。4年生は高学年の仲間入りとしてプール掃除や交通少年団などに意欲的に参加。最近では25m泳への挑戦をがんばっていました。5年生は米作りや田原市交流での体験を通して仲間と協力する大切さを学ぶことができました。6年生は富草祭を中心に学校全体を引っ張る存在として活躍してくれました。

明日からは夏休みです。普段なかなかできないことに挑戦したり、自然や社会の中でさまざまな体験をしたりして、心に残る充実した夏休みにしてほしいと思います。

夏休みを迎えるにあたり、「夏休みの決まりとすごし方」や、安全に過ごすために大切なことについて、学級や全校で確認しました。すでに全国では水の事故が多く発生しています。ご家庭でも折に触れて、次の3点について声かけをお願いします。

①交通事故や川・水の事故に気をつける
②熱中症予防を心がける
③火遊びをしない

2学期、また元気に登校する子どもたちに会えるのを楽しみにしています。

風鈴づくり

4年生以上の交通少年団の子どもたちが「風鈴作り」に取り組みました。これは阿南警察署からの依頼で、署内に飾る風鈴の短冊に交通安全の標語や、自分が気をつけたいマナーなどを書き、風鈴の外側には絵を描いたり、シールを貼ったりして、思い思いの飾りつけを楽しみました。好きなキャラクターに挑戦する子もいて、夏らしい雰囲気の中、にぎやかに活動が進みました。完成した風鈴は、夏休み中に警察署内に飾られます。訪れる人たちに安全の大切さや涼やかな音色が届くといいなぁと思います。

赤そば種蒔き

7月2日の畑おこしから3週間、赤そばの種蒔きを行いました。昨年度収穫した赤そばの実を紙コップに入れ、子どもたちはそれぞれ任された畝に丁寧に蒔きました。種がしっかり根付くよう、土の表面を優しく搔き、足で踏み固める作業にも一生懸命取り組みました。短い時間でも強い日差しの中で、汗を流しながらの作業となりましたが、作業後にいただいたきゅうり漬けや冷凍ミカンの冷たさと美味しさが、子どもたちの笑顔をさらに引き出してくれました。次回は芽を出したそばの様子を観察しながらの草取り。赤そばの成長と共に、子どもたちの学びも深まっていくといいなぁと思います。今年もまた、地域の方に支えていただきながら赤そばの活動を進めることができ、本当に感謝です。

 

5・6年生の着衣泳体験

昔の子ども達にとって川遊びは身近なものだったようですが、最近では川に出かける機会は減っていると思います。それでも、阿南町には今も美しい川が流れており、水辺での安全を学ぶことはとても大切です。今回の学習では、服を着たまま背浮きをしたり、シャツに空気を入れて膨らませたり、ペットボトルを使ったりして、浮かび方の違いを体感しました。そして、人を助けるときはむやみに近づかず、浮く物を投げて支援する方法を学びました。いざという時に慌てず、自分やまわりの命を守るために、こうした実体験を通して対応力を養っていきたいと思います。様々な「命を守る力」をこれからも育んでいきます。

わくわくクラブ④

今回の地域探検クラブでは、小学校のすぐ横にある化石館を訪れ、化石についての説明を聞いたり、館内を見学したりしました。さらに、化石発掘キットを使って、アンモナイトの化石を実際に掘り出す体験も行いました。館内には、大昔に生息していたとされる巨大なサメの歯の化石も展示されており、それを見た子どもたちは「噛まれたら痛いじゃすまなそうだな」と驚いた様子でした。富草地区で採取されたたくさんの化石を見たり、実際に発掘を体験したりすることで、楽しく学びの多い時間を過ごすことができました。

いよいよ迎えた富草祭(^_^)/

なかよし班のお店が並び、朝からわくわくした雰囲気が広がっていました。「どんなお店かな?」と互いに楽しみにしていた気持ちが、子どもたちの表情にありました。いざスタートすると、お店屋さんもお客さんも生き生きと活動し、笑顔があふれていました。理科室の丸形水槽を使った「ペットボトルキャップすくい」では、水に浮かぶキャップを手作りのすくい網で慎重にすくい上げ、うまく2個取りに成功する子もいて大盛り上がり。お花屋さんやアイスクリーム屋さん、ブレスレット屋さんなど、どれも工夫が光る手作りのお店ばかりで、お客さんはお気に入りを見つけて大切そうに受け取っていました。ステージ前では、アイス屋さんを終えた子どもたちが「じゃあ、アイスでも食べて待ってようか」と楽しそうに話す姿に、思わずほっこり。子どもたちの優しさや思いやり、高学年の温かいリードが自然とあらわれ、会場全体に笑顔が広がる時間となりました。

 

さらに後半の部を放課後の時間に行うと、前半の楽しさを経験した子どもたちは期待をふくらませて集合。じゃんけんゲームで勝つと手作りアクセサリーを自分で選べたり、ガチャガチャで当たった折り紙をプレゼントされたりして、とっても嬉しそうでした。ステージでは暗幕を引いて作ったお化け屋敷が登場。出てきた子どもたちは「怖かった~」「楽しかった~」と満足げな表情でした。

児童会長の思いが込められた富草祭は大成功でした。手に持ったプレゼント以上に、両腕いっぱいの喜びを抱えて帰っていく子どもたち。富草の人と人とのつながりの深さを、改めて感じさせられる素敵な児童会行事となりました。

2回目の先生方による読み聞かせ

今回は前回と異なる会場に集まった子どもたちは、静かに耳を傾けて絵本の世界に自然と引き込まれていました。先生方は前回と同じ絵本を読んだので、読み方に深みが増し?、物語の魅力がさらに伝わっていたと思います。今回は低学年・高学年向けの絵本を選びましたが、高学年でも言葉少なに語られる絵本の世界を、心で感じている様子でした。あるクラスでは、『スイミー』の作者レオ・レオニの作品を紹介していました。抽象的で温かみのある絵と深いテーマが特徴のレオニの絵本は、子どもたちの想像力を静かに刺激したと思います。「先生と本を読もう週間」は今日で終了です。暑い日には、涼しい場所で絵本をめくってみるのもいいですね。

七夕飾りのおたき上げを行いました

昇降口に飾っていた七夕飾りを、子どもたちが心を込めておたき上げしました。願い事を書いた短冊を、天に届けるようにと煙にのせて見送る子どもたち。竹が勢いよく燃え上がり、炎とともに煙が空高く立ち上ると、「わあ!」という歓声があがり、自然と「天まで届け!」という合唱が始まりました。「人ひとりの願いが、天に届きますように」そんな思いが伝わる、心あたたまるひとときとなりました。

富草祭準備中!

いよいよ来週に迫った「富草祭」に向けて、なかよし班ごとに準備が進んでいます。今年の富草祭は、児童会長が公約で宣言した行事で、一昨年の150周年記念でお家の方々が準備してくれた「富草夏祭り」をヒントに、子どもたちが主体となって企画しています。材料を持ち寄り、工夫を凝らして作ったある物を通して、みんなに楽しんでもらおうと頑張っています。学年を超えた活動で大変なこともありますが、6年生を中心に声をかけ合いながら進めてきました。「全校が仲良くなってほしい」という会長の願いが、きっと形になることでしょう。当日が楽しみです。さて、それぞれ何を作っているのかなぁ?

防犯教室で下校班の友だちと「安全」を考える

阿南警察署と富草駐在所のご協力のもと、防犯教室を行いました。不審者対応のクイズや「いかのおすし」の合言葉を通して、身を守る方法を学びました。下校班ごとの話し合いでは、低学年の児童からも「安心の家に逃げる」「防犯ブザーを鳴らす」といった具体的な意見が出て、身を守る方法について一緒に考える有意義な時間となりました。