気づき清掃

一年生が「気づき清掃って何?」と尋ねてきました。「誰も気づかないような汚れを見つけてきれいにするんだよ」と伝え、実際に雑巾で汚れを落とすと、「汚れが取れるの?」と驚いた表情に。子どもたちは興味をもって床を注意深く見つめ、汚れを探して自ら雑巾をかけ始めました。無言清掃の中では、静かに丁寧に掃除をする姿があって協力し合って取り組める力や集中力などを伸ばしています。さらに気づき清掃を通して、子どもたちは「見えないところにも気を配る心」が育っていくように感じます。

みんなの安心・安全を守る学校づくり

全校集会で校長先生からのお話がありました。子ども達は、新年度が始まって学校目標の「みんながかかがく富草小」をはじめ、学級目標や月目標、今は音楽会に向けての目標をもたて、それに向けて頑張っています。先生達も同じようにがんばっているというお話しでした。一番は授業づくり。できるわかる授業を目指してがんばってます。また、安心・安全の学校になるよう頑張っていて、丁寧な名前の呼び方、相談しやすい環境作り、先生方の車に児童を乗せない、個人スマホによる連絡を取り合わない、ことなど気をつけているということを子ども達にも伝えました。このように、富草小学校では子どもたち一人ひとりが目標に向かって努力し、先生方もその成長を支えるために日々工夫と努力を重ねています。これからも、みんなが安心して学び、成長できる「みんながかがやく富草小」を目指して、学校全体で取り組んでいきます。

今年度も、地域・保護者の皆様に信頼される学校となるよう非違行為防止に努め、子ども達の未来にために職員一同協力して取り組んでまいります。スクールセクハラ、体罰、いじめ相談窓口は保健室となっております。その他相談等ありましたら担任、または教頭(百瀬)に遠慮なくお問い合わせ下さい。

 

音楽会に向けての特別レッスン 

 学校中に歌声や楽器の音色が響いています。音楽会に向け、清水正則先生にご指導いただきました。『歌で景色や様子が伝わるよう歌ってみよう』『口の中にLサイズの卵が入るよう歌ってみるよ』『楽器で歌おう』など、たくさんのことを教えていただきました。清水先生に、歌の中に出てくる物や場所などをお話しいただきながら、子ども達はイメージを膨らませて練習に励んでいる様子がありました。清水先生から出してもらった宿題が、来週どんな表現になっているのか楽しみです。

町の5学年交流会で社会見学

阿南町の5年生は、愛知県田原市との交流学習を41年間続けています。今年も、相互訪問を通じて交流活動だけでなく、地域の文化や産業に触れたり、社会科学習を深めたりしていきます。田原市ではトヨタ自動車工場の見学を予定しており、事前に地元の「阿南部品」を訪問しました。阿南部品はトヨタに部品を納めている工場で、車にとっての神経や血管の役割を果たすハーネスを製造しています。見学では、社員の方がとても丁寧に説明や質問対応をしてくださり、子どもたちにもわかりやすく教えていただきました。会社を大切にし、地域や働く人を思いやる姿勢が伝わり、本物にふれることで学びが深まったように感じます。この体験が、トヨタ自動車工場見学へとつながっていくことを期待しています。

 

洗い残しのない手洗いを目指して

2年生と保健指導の時間を行い、「手洗い」についてみんなで考えました。まずは洗い残しやすい場所を予想し、魔法の薬を塗った手をいつも通りに洗ってから、特別な光で確認。すると、指の付け根や指先など、予想した通りの場所が白く光り、洗い残しが見える仕組みに「へぇ〜」と感心した様子が見られました。汚れが強くついているところは落ちにくいことにも気づけたと思います。「どうやったらもっときれいに洗えるか」を話し合うことで、日々の手洗いを見直すよいきっかけになりました。これからの健康な生活につながる学びとなりました。

元気な声が響きわたる音楽集会

音楽会に向けた特別時間割がスタートし、全校での音楽集会が行われました。全校合唱曲の「あいさつは魔法の力」は、子どもたちの明るさと元気を象徴するような一曲で、「アーユーレディー?」のかけ声に続く「イェ!」の声が会場中に響き渡りました。体を揺らしながら笑顔で歌う姿はとても楽しそうで、学年ごとのパートも弾むような声で一体感が感じられました。毎朝の校内放送で流れているこの曲は、子どもたちにとって“自分たちの歌”になっています。全校の人数は少なくても、その元気な歌声はそれを感じさせないほど力強く、音楽会に向けた素晴らしいスタートとなりました。

 

太鼓指導の始まり

これまで太鼓代わりに本をたたき、映像を使って練習してきた6年生が、いよい本格的に太鼓での練習を始めました。太鼓指導者・野馬さんを今年度初めてお招きし、バチの扱い方や太鼓の立ち位置など、基本から丁寧にご指導いただきました。まだまだ曲の流れやリズムに苦戦していますが、一つひとつのアドバイスを大切にしながら練習に励みました。発表は夏休み明けを予定。これまでの先輩たちのように、力強くかっこいい演奏を目指していきます。

気持ち良くプール掃除

3〜6年生が1・2時間目を使って、冬の間によごれたプールをピカピカにしてくれました。緑色になった水、白くこびりついたかべのよごれ…。でも、子どもたちは元気いっぱい、スポンジでごしごしと力をこめてこすり、どんどんきれいにしていきます。床そうじでは、水に入れるのがうれしくて、思わずフライング気味にちゃぷん!水の気持ちよさを感じながら、まるで泳ぐように体全体を使って掃除していました。その姿からは「早く泳ぎたいな」という思いが伝わってくるようでした。最後はみんなぐったり。でもやりきった表情が、とてもすてきでした。

校長講話でシンボルマークのお話

校長先生は山のぼりが好きで、山小屋などで買ったピンバッチを見せてくださいました。ピンバッチには、そのときの思い出や気持ちがこめられていて、大切なたからものだそうです。学校にも「校章」というシンボルマークがあり、私たちの学校の特徴や、思いがつまっています。あらためて校章を見て、これからも学校を大切にしていこうと思った人も多かったと思います。校章は学校のいろんなところにあるので、見つけて楽しんでみるのもいいですね。

陰で支える校庭整備

子どもたちが授業を受けている間、校庭では用務員の佐々木先生が整備作業を行っています。軽トラックに整備用の金具を取り付け、その重みでグラウンドをならし、足跡のへこみや砂の偏りを丁寧に整えています。特に、コースロープを傷めないよう細心の注意を払っての作業には、職人技が光ります。見えないところで子どもたちの活動を支えてくださる姿に、感謝の気持ちが募ります。