今年最後のクラブ活動

今年度のクラブ活動もいよいよ最終回を迎えました。全8回の活動は、富草サポート隊の皆さまの温かいご支援のもと、子どもたちが主体的に学び、挑戦し、成長する大変充実した時間となりました。
校庭でシングルス戦による個人戦を行っていたのはペタンククラブ。これまで互いに磨いてきた技がぶつかり合いました。集中した表情で球を投じる姿には、積み重ねてきた練習の成果と真剣さがありました。

料理手芸クラブは「朝ごはん」をテーマに、スクランブルエッグとカリカリベーコンの華やかなワンプレートの調理でした。出来上がった料理を前に「どれから食べようかな…」と嬉しそうに迷う子どもたち。自分の手でおいしい朝食を作れた達成感が笑顔から感じ取れました。

防災ミッションクラブは、紙スリッパづくり、手作りカイロづくりなど、身近な材料で防災グッズを作る活動を実施。これまで紹介されてきたさまざまな防災アイテムにも興味津々で、楽しみながら「もしものときに備える力」を身につけることができました。

地域探検クラブは、富草地区のささき木の子園へ出かけて、工場見学をさせていただきました。きのこのにおいを感じながら詳しくお話をお聞きし、キノコ料理の試食やお土産までいただき、嬉しい見学となりました。

ふっとふっと空手クラブは、最後のまとめとして空手演武の発表が行われました。「えいさー!」という気合のこもった声と共に披露された板割りは、見ている側にも迫力とたくましさを感じさせるものでした。

どのクラブでも、子どもたちは活動内容を越えて、生きる力につながる多くの学びを得ることができました。それを支えてくださった講師の皆さま、本当にありがとうございました。

 

大きな三紀層大根

今年も立派に育った大根を収穫することができました。初めて三紀層大根を収穫する1年生は、その大きさに思わず目を丸くし、「ぬけた〜!」「見て見て、こんなに大きいよ!」と喜びの声を上げながら、大根を高く掲げていました。抜けた瞬間の手応えや達成感をしっかりと味わう姿がとても輝い見えました。富草の三紀層大根は、特別な品種ではありませんが、ミネラル豊富な地層で育つため甘みがあり、毎年子ども達も楽しみにしている大根です。この地で大切に栽培し、守りつないでくださっている林さんをはじめ、生産者の皆さんと一緒に、今年の豊作を喜び合うことができました。収穫を終えた畑にそっと向き直り、最後は感謝の気持ちを込めて校歌を斉唱しました。澄んだ空気の中、ハーモニカ伴奏に合わせた子ども達の歌声が、晴れ渡る畑に気持ちよく広がっていきました。大根は、11月29日の土曜参観日の折に2年生が販売する予定です。ぜひご利用ください。

 

 

 

読書旬間について

児童集会で、これから始まる「読書旬間」について紹介がありました。今年の読書旬間では、みんなが本に親しみ、読書をもっと楽しめるように、4つのわくわくする活動が用意されています。すてきな景品が当たる読書宝くじ、しおりがもらえるブックスタンプカード、図書館にある本を見つける としょクイズラリー、くつろぎながら本を読めるハッピースペース。どの活動も図書館に来るのが楽しみになるような工夫がいっぱいです。この読書旬間を通して本ともっと仲良くなってほしいです。たくさんの人が図書館に足を運び、読書の楽しさを広げていけることを願っています。

赤く色づく大もみじの下で

昇降口前の大もみじが見事に色づき、赤色のグラデーションに目を奪われます。そんな美しい大もみじの下を、多くの中学生が力強く駆け抜けていきました。毎年恒例の中学校マラソン大会の10kmコースが本校の昇降口前を折り返し地点として行われました。子どもたちは卒業生の走る姿を見られるのをとても楽しみにしていました。今年は、「誰が一番に来るのかな?」と期待に胸をふくらませながら、事前に昇降口前で応援の準備をして待っていました。やがて中学生たちが折り返し地点に姿を見せると、「誰か来たー、〇〇君だ!」「ガンバレー!」と元気な声援が響き渡りました。明るい声に励まされながら走る中学生の姿に、子どもたちも自然と笑顔になり、温かい雰囲気が広がっていきました。

秋さわやかにマラソン大会

秋の澄んだ青空の下、富草小学校のマラソン大会が行われました。沿道には、保護者の皆様や地域の方々がたくさん集まり、子どもたちに温かい声援を送ってくださいました。その応援を力に変え、子どもたちは練習のとき以上の走りを見せられたと思います。富草小学校のマラソンコースは、長い年月にわたり受け継がれてきた伝統あるコースです。マラソン練習期間中の昇降口には歴代の記録が掲示されており、子どもたちはその記録を目標に、全力でゴールを目指して走りました。最も古い記録は昭和62年のもので、子どもたちはまるで時を超えた多くのライバルたちと競い合っているようでした。走り終えた子どもたちの表情には、「やりきった!」という達成感と、苦しさを乗り越えた爽やかな笑顔があふれていました。その笑顔は、今日の晴れ渡る空のように清々しく輝いていました。

秋晴れ下でそばの脱穀体験

今日は日中、比較的気温も高く、そばの脱穀作業にぴったりの一日でした。脱穀作業では、昔ながらの道具・唐箕を使って、そばの実に混じったごみを風の力で飛ばす体験を行いました。回すたびに風が起こり、落ち葉や砂が飛ばされていくと、混ざり合っていたそばの実が少しずつきれいになっていきます。その様子を見た子どもたちは「すごい!」と感動していました。作業の後は、関昌寺の境内に上がって、そばの実を洗う工程を体験しました。水の中でさらにきれいになっていくそばの実を見て、「おいしいそばになったね」とそば打ち体験に期待感を抱いた子どもたちでした。昔の人々の知恵と工夫を体験しながら、自然の恵みに感謝する日となりました。

ミニ駅伝で持久力アップ

今週末のマラソン大会に向けて、これまで長距離走の練習に取り組んできた高学年の子どもたち。今日は、校庭でミニ駅伝を行いました。これまでは一人で走る練習が中心でしたが、今回はチームでの挑戦。仲間を応援したり、応援されたりする中で、子どもたちは一人で頑張る力に加えて「仲間と支え合う力」を感じながら走ることができました。校庭を大きく回り、校舎わきの坂道を上って、昇降口前の砂利道を抜け、ウサギ小屋前で折り返す300mほどのコース。路面の状態もさまざまで、平坦ではないコースでしたが、子どもたちはチームのために全力で走っていました。

 

秋の深まりと迎える新しい週

連休明けの朝、昇降口前にはたくさんの落ち葉が舞い降り、一面に広がっていました。早朝の空気はひんやりとしており、肌に当たる風がピリッと秋の深まりを感じさせます。校舎から見下ろす山々には、美しい雲海が広がり、美しい景色が広がっていました。用務員の先生が器用にブロアーを操り、落ち葉を集めてくださっていました。集められた落ち葉は小さな山のようにこんもりと積もり、季節の移り変わりを実感させてくれます。気持ちの良い朝の空気とともに、新しい一週間が元気にスタートしました。

郡音壮行会

来週行われる郡市連合音楽会に向けて、全校で壮行会を行いました。4年生以上の子どもたちが、これまで練習を重ねてきた「リレーランナー」を披露しました。この曲は、もともと5年生が校内音楽会で歌ったもので、今回は高学年全体の合唱としてさらに厚みのある歌声に仕上がっています。5年生だけでもきれいなハーモニーが印象的でしたが、今日は抑揚があり、響きのある豊かな合唱を聴かせてくれました。口を大きく開けて歌って言葉がはっきりと伝わり、練習の成果がしっかりと感じられました。当日は大きなホールでの発表となり、今日よりもさらに緊張することでしょう。そんなときこそ、指揮者をしっかりと見て、仲間と心を合わせて歌えば大丈夫です。会場いっぱいに、富草小の明るく力強い歌声を響かせてくれることを楽しみにしています。

ハロウィンおばけ屋敷

相談学級の友だちがハロウィンに合わせておばけ屋敷を企画・準備してくれました。事前にポスターで告知されていたこともあり、多くの子どもたちが楽しみにしていました。暗幕で仕切られたおばけ屋敷の中には、子どもたちが準備した幽霊の絵がたくさん飾られ、雰囲気たっぷり!おばけ役の子どもたちは手作りの衣装を身にまとい、「怖いけど楽しい」ちょうどよい驚かせ方でお客さんを迎えてくれました。中からは「キャー!」という悲鳴と笑い声が響きわたり、怖さと楽しさが入り混じった時間となりました。中には4回も挑戦するほど楽しんだ子もいたほどです。行列ができるほど大盛況だった今回のおばけ屋敷。準備から当日まで、一生懸命がんばってたくさんの友だちを楽しませてくれました。