今年度も朝の時間に計11回、読み聞かせをしていただきました。毎回、学年に合った素敵な本を選び、子どもたちを物語の世界へと引き込んでくださいました。今年度の読み聞かせは今回で最後となりますが、来年度もまた楽しい時間が持てることを楽しみにしています。心を込めた読み聞かせ、本当にありがとうございました。
~化石の里の子どもたち~
地域おこしの一環として始まったひまわり油の搾油作業を見学しました。9月に行われた種とり作業では、地域探検クラブの友だちが阿南高校の生徒と一緒に一部お手伝いをしながら、たくさんの種を収穫していました。天日干しで乾燥させた種の水分含有量は約4%。搾油機で圧力をかけると、200kgを超えたあたりでじわっと油がにじみ出てきました。味見をした子どもたちは「ひまわりの種の味がする!」と嬉しそう。作業を教えてくれた「ひまわり倶楽部」の皆さんの温かさに触れ、地域を元気にしようと頑張る方々の思いを感じることができました。作り方を知るだけでなく、人とのつながりの大切さを学ぶ、大変貴重な時間となりました。
↑ 9月地域探検クラブで行ったひまわりの種の採取の様子
今年度最後の参観日では、子ども達がこれまでの学習の成果を発表し、お家の方に成長した姿を見てもらえたと思います。2年生の生活科では、「大きくなったぼく・わたし」の学習の一環として、自分の成長を振り返り、お家の方へ感謝の気持ちを込めた手紙を読みました。手紙を受け取った保護者の皆様は、小さかった頃のわが子の姿を思い出しながら、今の成長した姿に目を細め、時には涙ぐむ様子も見られました。また、学習のまとめを作文やクイズ形式等で発表するクラスもあり、子ども達の生き生きとした姿に会場は笑いと温かい拍手に包まれました。緊張しながらも精一杯頑張る姿に、お家の方々からも笑顔がこぼれていました。子ども達にとっても、成長を実感し、自信につながる良い時間となりました。
来年度の児童会役員が決まり、5年生が初めて司会を務める「準備児童会」が開かれました。この会では、新しい委員たちが当番活動の流れを覚え、しっかりと取り組むための準備をします。準備児童会を終えた翌日、さっそく新しい委員になった子どもたちは、朝から張り切って当番活動に取り組んでいました。
特に、初めて委員会活動を担当する2年生は、「どうやってやるの?」とお兄さんお姉さんに熱心に尋ね、少しでも上手にできるようになろうと真剣な表情で話を聞いていました。6年生は「こうするといいよ」と優しく教え、2年生はなるほど!とうなずきながら、丁寧に仕事を覚えていきました。初めての当番活動に挑戦する2年生と、それを温かく支える6年生の姿が、学校全体のつながりを感じさせる素敵な光景でした。
3,4年生の体育では、ドッヂビー(ディスク)をパスしてつなぎ得点を競うゲームに挑戦しています。攻撃は6人、守りは2人で、2分間パスをつなげながら得点を目指します。最初は投げるのもキャッチするのも難しく、ディスクを落としてばかり…。なかなかつながらず、思うようにプレーできませんでした。しかし、何度もやっているうちに、守りがついていない人を見つけてパスを出す工夫ができるようになり、少しずつ成功する場面が増えてきました。そして、ついに待望のゴール!「やった!」と喜びの歓声が上がり、みんなの笑顔があふれました。運動の楽しさを見つけた子どもたちは、昼休みにも集まってプレーを続けるほど夢中に。クラスの人数は少ないですが、人数やコートの広さ、場を工夫して富草小ならではの良さが見える体育を行っています。