町の5学年交流会で社会見学

阿南町の5年生は、愛知県田原市との交流学習を41年間続けています。今年も、相互訪問を通じて交流活動だけでなく、地域の文化や産業に触れたり、社会科学習を深めたりしていきます。田原市ではトヨタ自動車工場の見学を予定しており、事前に地元の「阿南部品」を訪問しました。阿南部品はトヨタに部品を納めている工場で、車にとっての神経や血管の役割を果たすハーネスを製造しています。見学では、社員の方がとても丁寧に説明や質問対応をしてくださり、子どもたちにもわかりやすく教えていただきました。会社を大切にし、地域や働く人を思いやる姿勢が伝わり、本物にふれることで学びが深まったように感じます。この体験が、トヨタ自動車工場見学へとつながっていくことを期待しています。

 

洗い残しのない手洗いを目指して

2年生と保健指導の時間を行い、「手洗い」についてみんなで考えました。まずは洗い残しやすい場所を予想し、魔法の薬を塗った手をいつも通りに洗ってから、特別な光で確認。すると、指の付け根や指先など、予想した通りの場所が白く光り、洗い残しが見える仕組みに「へぇ〜」と感心した様子が見られました。汚れが強くついているところは落ちにくいことにも気づけたと思います。「どうやったらもっときれいに洗えるか」を話し合うことで、日々の手洗いを見直すよいきっかけになりました。これからの健康な生活につながる学びとなりました。

元気な声が響きわたる音楽集会

音楽会に向けた特別時間割がスタートし、全校での音楽集会が行われました。全校合唱曲の「あいさつは魔法の力」は、子どもたちの明るさと元気を象徴するような一曲で、「アーユーレディー?」のかけ声に続く「イェ!」の声が会場中に響き渡りました。体を揺らしながら笑顔で歌う姿はとても楽しそうで、学年ごとのパートも弾むような声で一体感が感じられました。毎朝の校内放送で流れているこの曲は、子どもたちにとって“自分たちの歌”になっています。全校の人数は少なくても、その元気な歌声はそれを感じさせないほど力強く、音楽会に向けた素晴らしいスタートとなりました。

 

太鼓指導の始まり

これまで太鼓代わりに本をたたき、映像を使って練習してきた6年生が、いよい本格的に太鼓での練習を始めました。太鼓指導者・野馬さんを今年度初めてお招きし、バチの扱い方や太鼓の立ち位置など、基本から丁寧にご指導いただきました。まだまだ曲の流れやリズムに苦戦していますが、一つひとつのアドバイスを大切にしながら練習に励みました。発表は夏休み明けを予定。これまでの先輩たちのように、力強くかっこいい演奏を目指していきます。

気持ち良くプール掃除

3〜6年生が1・2時間目を使って、冬の間によごれたプールをピカピカにしてくれました。緑色になった水、白くこびりついたかべのよごれ…。でも、子どもたちは元気いっぱい、スポンジでごしごしと力をこめてこすり、どんどんきれいにしていきます。床そうじでは、水に入れるのがうれしくて、思わずフライング気味にちゃぷん!水の気持ちよさを感じながら、まるで泳ぐように体全体を使って掃除していました。その姿からは「早く泳ぎたいな」という思いが伝わってくるようでした。最後はみんなぐったり。でもやりきった表情が、とてもすてきでした。

校長講話でシンボルマークのお話

校長先生は山のぼりが好きで、山小屋などで買ったピンバッチを見せてくださいました。ピンバッチには、そのときの思い出や気持ちがこめられていて、大切なたからものだそうです。学校にも「校章」というシンボルマークがあり、私たちの学校の特徴や、思いがつまっています。あらためて校章を見て、これからも学校を大切にしていこうと思った人も多かったと思います。校章は学校のいろんなところにあるので、見つけて楽しんでみるのもいいですね。

陰で支える校庭整備

子どもたちが授業を受けている間、校庭では用務員の佐々木先生が整備作業を行っています。軽トラックに整備用の金具を取り付け、その重みでグラウンドをならし、足跡のへこみや砂の偏りを丁寧に整えています。特に、コースロープを傷めないよう細心の注意を払っての作業には、職人技が光ります。見えないところで子どもたちの活動を支えてくださる姿に、感謝の気持ちが募ります。

2回目のわくわくクラブ(^^)/

第2回目のクラブ活動が行われ、子どもたちは「今日はどんな楽しみがあるのかな?」とワクワクした様子で会場へ向かいました。体操クラブでは、タオルを使ったストレッチやキャッチボールで元気いっぱいに体を動かし、笑顔と笑い声があふれ、自然と体も心もほぐれていくようでした。ペタンククラブでは、ボッチャを使って室内でも楽しめるペタンクを体験。膝を使ってコントロールする子どもも見られ、その上達ぶりには目を見張るものがありました。手芸・料理クラブでは、柏餅づくりに挑戦。防災ミッションクラブでは、パラコードを使ってキーホルダー作りに取り組みました。地域探検クラブは、近所の関昌寺を訪れて座禅を体験。雨の音に耳を澄ませながら静かに座るひとときは、子どもたちにとって特別な時間となったことでしょう。

スクールカウンセラーの先生と

子どもたちの心の成長を支える授業をしていただきました。今回は3年生が「エンカウンター」の一環としてサイコロトークを体験しました。サイコロの目と同じ番号にあるテーマで話をし、「自分の宝物」や「大金持ちになったらどうする?」などといった内容から友達の意外な一面を知ったり、自分のことを知ってもらったりすることで、楽しさと嬉しさを味わえる時間となりました。互いの話をしっかり聞き合う中で、安心感や信頼感が育まれ、子どもたちのとても良い表情を見ることができました。温かい交流のひとときでした。

 

田植えに挑戦!

心配していた雨も降らず、気持ちよく作業をすることができました。5年生は7人と少人数でしたが、おうちの方々の力強いサポートもあり、あっという間に作業を終えることができました。最初はおそるおそるだった足取りも、だんだん慣れてきて、みんな笑顔で手際よく苗を植えていきました。泥だらけになることもなく、楽しく貴重な体験ができました。これから稲の成長を楽しみに見守っていきたいと思います!